「ますみ可愛さで、コンテストへの出場を止めなかった!それどころか、ますみの話をあたしは勘違いした挙句、あんたをぶっ殺そうとした・・・!!」
「あ、待ってください、はすみさん。それはー」
「それは違うよ、はすみお姉ちゃん!」
私は言う前に、ますみちゃんが言った。
「お姉ちゃんは悪くない!ますみが悪いんだよ!」
そう言いながら、私のバイクの後ろから降りる美少女。
「本当は、蓮君も悪くなかった!それなのに、ますみがお姉ちゃんに嘘を教えてー!」
「ばか!ますみは余計なことをー!」
「言わせて!ますみが全部の原因なの!体のことを、ちゃんと打ち明けていれば――――・・・!!」
「ばか!そう簡単にしゃべれるもんじゃないだろう!?姉ちゃんが悪いんだ!ますみは悪くない!」
「でも!」
「凛道さん、そういうことでケジメはあたしがつけます!『弁才天』の者も、あたしが巻き込んじまっただけで、罪はありません!!」
「はずみさん。」
「ただ、これだけはわかってください!ますみは・・・可愛くて、甘えん坊で、料理も洗濯も得意で、語学も堪能で、才女に相応しい自慢の妹なんですが、男運が悪く・・・・今までロクな男と付き合ったことがなかったんです!」
「それは聞いてます。(片淵セイヤで)見てます。」
「だからどうか、ますみはカンベンしてください!凛道さんのことも、過去のトラウマが原因で無礼を働いちまいました!ですから、しめるのはあたしだけで、ますみだけは助けて下さい!!」
(私ゃ、悪代官か。)
そう思いたくなるようなやり取り。


