彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)





「もう・・・会わないから・・・・!」

「うん?片淵セイヤにはかかわらない方が良いですね。どうせ、今回の件で少年院に行くでしょう。」

「違う!あんな奴じゃない!蓮君に・・・・!」

「僕がどうかしました?」

「蓮君に・・・・・・・・・二度と、会わないから・・・・!!」

「え!?」


(今度は何!?そこまで嫌われた!?嫌われるようなことしちゃった!?)




いや、人によっては、全校生徒の前で、ああ言ったのはよくなかったかも・・・・



〔★ないとは言い切れない★〕



「会わない・・・会わないから・・・!」

「ますみちゃん・・・」

「ひっぐ!ますみに、蓮君と会う資格はないよぉ・・・!」

「え?資格??」

「だってぇ~!こんな最低な女の子が、蓮君の近くにいちゃダメだって、ますみじゃなくてもわかるもん!」

「!?そういう意味だったの!?」

「うっ、うっ・・・!二度と、姿を見せないから・・・!!蓮君に嫌な思いをさせて、最悪なのに!会えないし、合わせる顔がない!本当に本当に・・・ごめんなさい・・・!!」



この子は・・・・


これだけ言っても、私が傷ついてると思うのね。




(いいえ、もしかしたら信じることが怖くなってるのかもしれない。)




今回の事件で、信じていた友達が元カレの共犯者だってわかったんだ。




「お願い、蓮君・・・!ますみの最後のお願いを聞いて・・・!」




そこまで言わせるぐらい、彼女は傷ついている。

それなら、応えるしかないよね?



「・・・・わかりました。では、今後は会うのをやめましょう。友達としても・・・」

「・・・ごめんねぇ・・・ぐす、ひっく!ますみ、わがままばっかりで・・・!!」

「いいんだよ。ますみはわがままぐらいがちょうどいい。1人ぐらい、そういう『仲間』がいないと楽しくないからな?」

「えっ!?」




私の言葉で、両手が顔から離れる。