彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)





「なぁに、それー?」

「たぶん・・・友達、という意味です?」

「なんで疑問系なの?」

「だって、僕が友達と思っていても、ますみちゃんがそうとは限らないでしょう?」




相手が、私をどう思っているかわからない。

同じ気持ちかどうかもわからないから言った。




「僕を友達だって・・・・認めてくれないかもしれないじゃないですか?」

「うん、無理だよ。」

「え!?」


(ということは、【凛道蓮】に対して、そこまで深い恋愛感情があるの・・・!?)





再び発生した不安は、次にますみちゃんが発した言葉でふき飛んだ。




「ますみ、凛君の友達になれる資格なんてない。」

「え!?」

(友達になれる資格がない!?)



資格って、急にどうしたの・・・!?


驚く私に、ますみちゃんは苦笑いしながらしゃべる。





「お姉ちゃんにも嘘ついたんだ。」

「はすみさんに?」

「『蓮君が、ますみが男の体とわかったとたんに、拒絶してきた。今までの男達と同じで、ますみを傷つけた。』って。」

「・・・・仕方ないですよ。誤解されても仕方ないことを僕がしたんです。」

「優しいね、蓮君は?」

「ただの偽善者ですよ。」

「普通は、怒るところだよ?ましてや、はすみお姉ちゃんにひき殺されかけたり、タイマン挑まれて・・・ますみの嘘で、迷惑かけじゃない。」

「はすみのさんは、姉として当然のことをしただけです。そう思うなら、僕ではなく、お姉さんに謝りましょう?」

「どうして・・・そんなに優しいの・・・・?」

「襲われるのは慣れてますから。だって、龍星軍の4代目総長ですからね♪」




ニコッと笑って彼女を見る。

しかし、ますみちゃんの表情は暗くなっていた。

だから元気づけたくて言った。