「おい、ヤマト!落ち着いてくれ!みんな見てるからさ~」
「あかん!凛と一緒やから目立つねん!素の僕は静かでーす!」
「もっと騒がしいでしょう!?」
「ねぇ、話し戻していいかなぁ?」
私達のやり取りに、私の腕から離れずにいた女の子が言った。
「だいたいのことは、わかったよ~?」
「ますみちゃん。」
「誰とは聞かないけど~ごじゅうでらくん、あたしの友達に興味アリ?」
「ありまっす!!」
「即答!?その前に名前が違うって言いなさい!ごじゅうあらしだよ!」
「きゃは!ごめ~ん!長くて覚えられなくって~ヤマト君でもいい?」
「ええよ!ええよ!さっそくやけど、ますみちゃんのお友達とメアド交換してええ!?」
「早速すぐだろう!?何言ってるんですか!?」
「せやから、可愛い子がおるねん!あ、見てみ!微笑んでるわ!」
「どちらかといえば、笑われてますよ!?」
目だけでチラッと見れば、ニヤニヤしながら私達を見ている。
(女子高生・・・集団で群れを成す生物にして、私がこの世で一番苦手な種類・・・!)
〔★凛も女子高生だ★〕
「やだぁ~蓮君!笑ってなんかいないよ?」
そう言って、私の腕にギュッとしがみ付く女。
「ま、ますみちゃん・・・!?」
「顔色悪いよ、平気?ますみでよければ、膝枕しようか~?」
「いりませんよ!」
「なになに!?急に、ますみと凛道さんの密着度増したんですけど~!?」
「もしかして、ますみ!OKもらえたの!?」
「やったじゃん!カップル誕生~」
「違いますっ!!」
お祝いを始める女子高生に言った。
「僕は、ますみちゃんとカップルになってません!!」
「え!?違うんですか、凛道さん?」
「違います!」
「どういうこと、ますみ?」
「ん~実はねぇ~」
親友達から集まる視線に、彼女は笑顔を浮かべながら答えた。
「まずは、合コンからってことになったのぉ~!」
「・・・・・・・・・・・・・・は?」
(合コン・・・・?)
聞きなれない言葉に、反応が遅れた。
その間に、ますみちゃんは言った。
「ほらぁ~蓮君もますみも、会うのは今日で2回目でしょう?それで男女交際は難しいじゃない?だから、あたし達と蓮君ヤマト君で、合コンして交流しようって話になったの~!?」
「はあああああああああああ!?」
「うっはー!マジか~~~~~~!?」
〔★ますみの恋の呪文、凛もヤマトも叫んだ★〕


