「やめろ、貴様!俺の彼女のゆりに何をする気だ!?」
「いつきお嬢様も被害者だ!?」
「娘たちになんてことを・・・・!言いがかりはやめなさい!」
「黙ってろ、ばか共!!おい、お前らが悪事をした証拠があるんだぞ!?」
それで後輩は顔をゆがめる。
先輩は堂々としてる。
差ははっきり出たけど――――――
「「「ばかじゃないの?」」」
知らないと言い張る態度は同じ。
「けっ!反省の色なしか!?」
これに蓮君は、感心したように笑うと言った。
「おい、先生よ!!こいつらが、悪巧みした証拠あるけど、ここで放送するのとばらまく、どっちがいい!!?」
「なっ!?」
「オラ!オメーら、10数える間に謝れ!じゃねぇーと、映像流すぞ!?」
「え!?映像!?」
「そ、そんなでたらめ~」
「やめなさいよ!!」
「カウント開始!!」
さっきまでの余裕が嘘のように青くなる共犯3人。
そんな彼女達に向け、蓮君はカウントダウンに入る。
「1、10!!」
「「「早いよ!!?」」」
「蓮君、それカウントになるの!?」
しかも、結構ズルい数え方。
〔★それが凛流だ★〕
パチン!!
数え終えた(!?)蓮君がさっきと同じように指を鳴らす。
一度目と違うのは、怖い顔で大きく鳴らしたことだった。
蓮君の声を合図に、スクリーンに映像が流れる。
〈一之瀬ますみムカつくんだよね~〉
〈えー?服が溶けるの!?やるやる!〉
〈全員の服が溶ければ、犯人って思われないよねぇ~〉
「「「やめてぇ~!!」」」
誰がどう聞いても、無関係者とは言えない発言の数々。
「ゆり、どういうこと!?」
「ちがうのよ、わたる君!」
「いつき!あなたという子は~!!」
「これはワナよ!ワナなのよ!!」
「はるかさん!?」
「デ、デタラメよ!私は何も知らなーい!」
「言い訳は警察でして来い!!ちゃんと郵送して、通報もしておいたからなっ!!?」
「「「そんなっ・・・!?」」」
そう言って怒鳴ると、映写機を動かしてる相手に手を振る蓮君。
蓮君の返事に答えるように、黒いつなぎをきている人はグラサンを直した。


