彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




「どーなってるの!?ますみさんのー!?」

「一之瀬さんの制服が!?」

「ま、ますみの服が!?」





破れた!?


いいえ、違う!





「うてっ!」



バシャ!バシャ!



「きゃあ!?や・・・うそ!?」






続けざま、水をかけられる。

それで、今度は背中の生地がズルッと落ちる。

ベチャっと音を立てて、足元に落ちる。

あるのは溶けた制服の残骸。






「きゃあああああああ!?」

「なんですのこれ!?」


「「「「おおお!?美少女の制服が溶けたぁぁぁ!!?」」」」





とたんに、男共からいやらしい歓声が上がる。





「おお、いいぞ!」

「すげー!撮影撮影!」

「写メろう!」


「や、やめ・・・!」





向けられる好奇の目と、カメラの画面。

後ろへと下がれば、背後から悲鳴が響いた。





「きゃああああ!!」

「つめたい!」

「いやぁ~制服がっ!!」





見れば、他のモデル役の女の子達も制服も水を浴びて溶けてる。





「うわ!ゆふたんってば、薄ピンクじゃん!」

「加瀬部るるこは、黄色のフリル!」

「やめて!見ないで!

「みないでよっー!」





現役モデルやアイドルの子が、下着姿になっていく。






「ちょっと、マナの下着がっ!」

「な、なんで!なんで下着まで溶けて―――――!?」


「下着?」



バシャっ!!


肩に冷たい水が当たる。



プツン!


「あっ!?」






ブラの肩ひもが、ちぎれた。

それですべてを理解する。

だけど、誰も入ってこれない。







(これが蓮君の言った危険なこと!?)






だから、あんなに強く事態をすすめたの!?






(ここで裸にされたら・・・・!?)







女になり切れてない裸を、白昼でさらしてしまう・・・!!






「い、一之瀬さん!わたくしの後ろに隠れなさい!」

「桐壺先輩!?」







隣にいた先輩が、ますみを背後に隠す。