最初は、デザイナーへの賞賛の声。
そして――――――――
「モデルはこちら!本年度のミス・桃山女学院高等部、1年3組の一之瀬ますみさんです!
「おおおお!!」
「ますみちゃーん!」
「やっぱり可愛い!」
「こっち向いて~!」
(ますみへの賞賛の嵐・・・♪)
「デザインが選ばれた桐壺聖歌さん、今のお気持ちをお願いします。」
マイクを差し出され、それを優雅に受け取るお嬢様。
「ありがとうございます。わたくしのデザインが多くの生徒の皆さんに支持されたこと、この場を借りてお礼申し上げます。」
「なんと謙虚な!続きましては、桃山徐学園一の美女に伺いましょう。制服の着心地はいかがですか?」
「はい♪憧れの桐壺先輩のデザインを切れたのはもちろん、嬉しいです。でも・・・こうやって、みなさんの前で最初に制服を着ちゃったのが~悪い気がします。お先にごめん遊ばせ♪」
「きゃあ!一之瀬先輩!」
「ますみさん、可愛い~!」
「そんなことないよぉ~許しちゃう!」
最後の方は、男からの声援。
(ホント、男って馬鹿。)
見た目だけで人を判断して、下種な生き物。
―ますみちゃん―
だからあいつも、凛道蓮も同じ。
(ますみをフッたこと、これから時間をかけて後悔させてやる・・・!!)
いけない、いけない。
まだ、ミス・桃山女学院のプリンセスの仕事は終わってない。
向けられたマイクに顔を近づける。
「ますみもですがぁ~他の11作品の作者&モデルの皆さんにも、登場して頂きまーす♪」
ますみの声を合図に、後ろから選ばれなかった制服を着たモデル達が出てくる。
ますみに負けた女達と、そいつらを着飾る制服を作ったデザイナー達。
デザイナーには可哀そうだけど、仕方ないよね?
まさか、ますみが着た制服が、そのまま優勝しちゃうなんて。
「それではみなさん!ミス・桃山女学院のプリンセスを含む12名に温かい拍手を!!」
パーン!
シュワシュワシュワ~!!
「きゃ!」
「シャボン玉だぁ~」
バルブガンを構えていた連中が、こちらに向けて銃を撃つ。
大中小、様々なシャボン玉が入り乱れる。


