「合計20名ねぇ~悪い娘(こ)たち♪」
「では、モニカちゃん社長!携帯にも送りましたが~これがそのリストです!」
「えーとぉ、モニカちゃんがくぐりやすいように、データも転送しましたから。」
「てことで~えげつない感じで、〆ちゃうってことでよろしく!」
「ありがとう~みんなぁ~!愛してるわっ♪」
そう言いながら、3人のほっぺにチュッとキスしていくオネェさん。
「持つべきものは、同性の親友よねぇ~♪」
「な、仲良しですね・・・」
「うははは!」
「あらん♪一番は凛ちゃん!」
チュッ♪
みんなに見せつけるように、大きく音を立ててに頬にキスするモニカちゃん。
「きゃあ~!ホントにしたぁ!」
「モニカ部長ならするよぉ~♪」
「お幸せに!!」
「って、めでたしめでたしで、まとめないでください!」
「じゃあ、桃山女学院へ乗り込みましょうか♪」
「やっとですか!?」
「準備できてる、パフューちゃん達?」
「もちろんです!」
そう言って見せてくれたのは・・・
「着ぐるみ!?」
「うはははは!2着あるのぉ~!?」
「うちの専門からも、PRで参加するのよぉ~!卒業生がいるからねぇー」
「なぜ、着ぐるみで?」
「あら、前回のプリンセスボーイ奪回で、凛ちゃん達の顔はばれちゃってるのよ?隠すのが普通でしょう?」
「え!?」
ピーポー、ピーポー、ピーポー!
私の声に被るように、雨戸になっている窓から外からサイレンの音がした。
「あ、事故ですね~」
「えーとぉ、あれって暴走族かな?モニカ部長?」
「そーみたい。怖いわねぇ~誰かを追いかけていたところで、何者かに妨害されて自損事故をしたのかもしれないわ~♪」
「きゃははは!モニちゃんてば、具体的だね~」
「・・・。」
(まさか、百鬼が・・・・?)
モニカちゃんの言葉で野獣を思い浮かべる。
嫌な予感に顔をひきつらせる私。
そんな私に気づいたオネェさんが笑顔で言った。
「さぁ、邪魔者に見つかる前に着替えてね!凛ちゃん達♪」
(絶対、なにかしている・・・)
なぜなら今の彼女は、黒子ファイブ・ピンクの顔だから。
「うははははは!」
となりでのん気に笑うヤマトが、今だけ羨ましかった。


