「水に溶ける服ね!?」
〈水に溶ける服だよ。〉
「「水に溶ける服っ!?」」
出された解答に、ヤマトと顔と声を合わせて反応する。
それで、ハンドルを握っていたモニカちゃんが教えてくれた。
「『エコファッション』って意味で、海外の方だと注目を集めてる素材でそういうのがあるのよ!イギリスだったかしらね・・・実際に、ファッシャンショーもしてるわ!」
「じゃあ、ますみちゃんに恥をかかせるっていうのは―――――」
「そうよ!」
鋭い目つきでモニカちゃんは言い放った。
「女の子になる前の体を、大勢の前で晒すってことね!」
「ひどい!」
「ゲスやのぉ~!?」
「わはははは!」
〈じゃ、時間もないから言指示をよろしく、4代目。〉
「僕ですか!?」
〈モニカにお願いって言えばいいからさ~〉
「モ、モニカちゃん、お願い!」
「任せなさい!!」
それでモニカちゃんが言った。
「れーちゃんはこのことをみーちゃんとイオリンにメールしたら、尾行を続行!皇助は、機材を取りに向かって!あたしと凛ちゃん&あらしちゃんは着替えて、桃山女学院へ向かうわよ!」
〈りょーかい♪〉
「わはははは!」
烈司さんとの電話が切れ、百鬼もバイクを反転させて私達から離れて行った。
「道が違いますよ!?」
「あってるわよ~♪」
そう言うって車が進む先は、桃山女学院へ向かるルートとは違う。
「というか、ここどこですか!?」
「あたしの学校の近く♪」
「学校ぉ!?」
「うはははは!学生さんでっかー!?」
「まぁね♪着いたわよぉ~!」
モニカちゃんの言葉通り、車が止まったのは――――
「ファッション専門学校で~す♪」
「ここっ!?」
「さぁ、早くいらっしゃい!」
「あ、あ、ちょっとモニカちゃん!?」
引っ張りだすようにして、車から降ろされる。
「あたしのマイクラ C+Cちゃん目立つのよ。日本で数台しかないから♪」
「それとこちらへ来たのと、どのような関係が!?」
「話は中で♪みんなにも凛ちゃん達を、紹介したいのよねぇ~」
「ちょ、本当に大丈夫なんですか!?」
遠くで、パトカーのサイレン音がする。
ヤマトと2人、顔を見合わせてうなずく。
ここは従うしかないだろう、と。


