「それでしたら、みんなの前で恥をかかせることになりますね!?」
「わはははは!それが凛助の答えかぁ~!?」
「答え・・・・」
少し前まで、梅雨だった。
急な雨で、傘もなく、カッパはいじめられっ子に盗まれて、濡れて帰った時があった。
(あの時は、ブラウスが肌に張り付いちゃって、脱ぐのが大変だったけど・・・・)
おかしい。
「変ですよ!あの蛇の目が、その程度の嫌がらせをしますか!?」
恥ずかしい思いはするともうけど――――
「社会的に抹殺するほどの嫌がらせには思えません。ましてや、わざわざ僕に予告するほどの危害とは思えない・・・。」
「せやなぁ~前回の嫌がらせと比べると、レベルダウンやからなぁー??」
「そうですよ!ますみちゃんの裸の写真をバラまいた方が・・・・」
・・・・あれ?
「わははははは!謎解きは出来たかぁ、凛助ぇ~!?」
「今・・・なにかが、わかりそうで、わからない、です・・・。」
ひらめきそうで、あと一歩。
「少なくとも・・・・制服を濡らすことが目的じゃないと思います。そんな小規模な悪さじゃないけど―――――」
「わはははは!ないけど、なんだぁ~!?」
「ロクでもないこと・・・起きますよね・・・!?」
確信できたことを口にする。
そんな私に、心底楽しそうに百鬼が笑う。
「わはははは!伊織がいれば、40点の採点だな!!時間もねぇーから、今回は教えてやる!!」
「教えて下さい、百鬼さん!片淵セイヤの目的は!?」
「わはははは!女が男ってわかるのは、触るか見るかだろう~!?乱入して脱がすよりも、水かけて服を溶かす方が早いっ・・・!!」
「溶かす??」
「やだぁ!?嘘でしょう!?」
〈いいや、そういうことみてぇーだ。〉
百鬼の言葉に、気づいた先輩と、気づいていた先輩が同時に反応する。


