彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




「それでしたら、みんなの前で恥をかかせることになりますね!?」

「わはははは!それが凛助の答えかぁ~!?」

「答え・・・・」





少し前まで、梅雨だった。

急な雨で、傘もなく、カッパはいじめられっ子に盗まれて、濡れて帰った時があった。





(あの時は、ブラウスが肌に張り付いちゃって、脱ぐのが大変だったけど・・・・)



おかしい。



「変ですよ!あの蛇の目が、その程度の嫌がらせをしますか!?」



恥ずかしい思いはするともうけど――――



「社会的に抹殺するほどの嫌がらせには思えません。ましてや、わざわざ僕に予告するほどの危害とは思えない・・・。」

「せやなぁ~前回の嫌がらせと比べると、レベルダウンやからなぁー??」

「そうですよ!ますみちゃんの裸の写真をバラまいた方が・・・・」


・・・・あれ?


「わははははは!謎解きは出来たかぁ、凛助ぇ~!?」

「今・・・なにかが、わかりそうで、わからない、です・・・。」



ひらめきそうで、あと一歩。



「少なくとも・・・・制服を濡らすことが目的じゃないと思います。そんな小規模な悪さじゃないけど―――――」


「わはははは!ないけど、なんだぁ~!?」


「ロクでもないこと・・・起きますよね・・・!?」






確信できたことを口にする。

そんな私に、心底楽しそうに百鬼が笑う。





「わはははは!伊織がいれば、40点の採点だな!!時間もねぇーから、今回は教えてやる!!」

「教えて下さい、百鬼さん!片淵セイヤの目的は!?」

「わはははは!女が男ってわかるのは、触るか見るかだろう~!?乱入して脱がすよりも、水かけて服を溶かす方が早いっ・・・!!」


「溶かす??」


「やだぁ!?嘘でしょう!?」

〈いいや、そういうことみてぇーだ。〉





百鬼の言葉に、気づいた先輩と、気づいていた先輩が同時に反応する。