「わはははは!それよりも、烈司!潜入捜査はどうだ!?」
〈けっ!誤魔化しやがって、オメーは!一応、バルブガンを持った蛇の目が怪しいから、監視させてもらった。そしたら、妙なことをしててな。〉
「妙なこと、ですか?」
〈ああ。どういうわけか、バルブガンの中身を、シャボン液から水に変えてたんだよな。〉
「「「水に変える!?」」」
「わははははは!そりゃあ、妙だな~!?」
「シャボン玉が作れませんね?」
〈そうだけど、そうじゃねぇよ、凛たん。〉
「なんや~!蛇の目にとっては、中身変えんとあかんちゅーことかいな?」
「そうなりますよね・・・」
(なんのために、入れ替えを?)
「れーちゃん、中身が水の場合、バルブガンでモデルを撃つとどうなる?」
「あのタイプの銃なら、届くぜ。舞台の奥に隠れたとしても、上に向かって打てば、雨みたいに上から降り注ぐだろう。」
「まさか・・・濡らすことが嫌がらせですか!?」
「うははははは!小規模な嫌がらせやな~!?」
「そうね・・・凛ちゃんが聞かされた話からしても、その程度で恥になるかしら?」
「わははははははは!そういうことかよっ!」
「百鬼さん!?」
牙ならぬ、八重歯を見せながら笑う大男。
〈その様子じゃ、謎が解けたみたいだな、皇助?〉
「な、謎!?わかったんですか!?」
「わはははは!!まぁーな!」
私の問いに、自信満々に百鬼は言った。
「凛助、水鉄砲を真っ白なブラウスに向けて発射するとどうなるか知ってるかぁ~!?」
「え?ぬれるでしょう?」
「わはははは!お子様が!グラサン!オメーはどうする!?」
「うはははは!白のブラウスって~そらぁー水かけたらすけますやん♪下着のブラまでー!!」
「な・・・なにエッチな会話を、嬉しそうにしてるんですか!?やめて下さい!?」
「わはははは!まだわからねぇのかぁ~凛助ぇー!?」
デレっとするヤマトと同様、ニヤニヤしながら野獣は言った。
「白ブラウスに水がかかると、一番透けるんだぜ~!?白色は、肌がよくみえる色だからよぉ~!?野郎にとっちゃ、ラッキーだが、女はアンラッキーだろう~!?」
「あ・・・!?」
それで理解する。
「まさか、それが狙いでバルブガンの中身を!?」
シャボン液から水に入れ替えた!?


