彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)





ビックリするとは思っていたけど、まさか怒られるとは思わなかった。





「切られちゃったんですけど!?」

「うはははは!すがすがしいほど、ボロクソに言われたのぉ~」

「ほほほほ!まったくムカつく小娘ねぇ~」





ますみちゃんに、危険を知らせる電話をかけた。

つながったけど、彼女は【凛道蓮】への、たまった怒りをぶつけると、電話を切ってしまった。






「うははは!どないする?かけなおすかー?」

「いや・・・」


(さすがに、あれだけ言われるとかけなおす勇気が・・・)



〔★凛は凹んでいる★〕



「まっ、おかげで大体わかったわ。」

「なにがですか!?」

「小娘ちゃんが、凛ちゃんに未練たらたらなことがね?」

「襲撃予告と関係ありますか、それー!?」



〔★モニカ的には気になるらしい★〕



「うははは!それはそれとしといてぇーどないすんねん!?これからー?」

「もちろん、桃山女学院へ行きます!片淵セイヤが実行するしないにしても、ますみちゃんとの誤解はときた―――――」




ピヨピヨピー♪!




そう言いかけて、切れた携帯が鳴る。





「うは!?ますみちゃんから、『やっぱりさっきの嘘よ、蓮君~たすけてぇ~』電話か!?」

「おバカ!そんなわけないでしょ!占い師よ!」

「占い師??」





モニカちゃんの言葉で、携帯の表示を確認する。

あ、そういうことですか。





「もしもし、烈司さん!?」

〈凛たん、お疲れ。〉





電話の相手は、占い師をしている烈司さんから。

いつもの口調で、ロマンチックにしゃべる。





〈女の子はデリケートだからなぁ~特に、女のヒステリーは、淋しさの裏返しだから、『大嫌い』と言われても気にしなーい。〉

「なんで知ってるんですか!?」

〈はははは~予想は出来るって。それより、携帯スピーカーにして。〉

「わ、わかりました・・・!」




どこまで感が良いんだろう。

そう思いながら言われた通りにする。

それで全員に、彼の声が届くようになった。