彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)






「今回はあたしに任せて!いいわね!?」

「そのつもりです!」





モニカちゃんが女の子の心と、男の子の体で悩んでいるなら。

同じ立場であるモニカちゃんを頼った方が良い。





「モニカはーん!桃山女学院のファッションショーは何時から!?」

「13時からよ!凛ちゃんからますみちゃんの携帯にかけてごらんなさい!」

「え!?でも、烈司さんは・・・」

「大丈夫。通じるわ。」






ちゅうちょする私に、モニカちゃんは穏やかな表情で言った。






「イオリンに頼んで、ハッキングしておいたから。」

「なにしてんですか!?」

「ウィルスを通して、ますみちゃんの携帯に凛ちゃんのアドレスを入れておいたのよ!登録してないのに、凛ちゃんの名前が現れる!素敵なサプライズじゃなーい!?」

「怖いという意味で驚かれますよ!?本当に何してるんですか!?」



〔★一歩間違えば犯罪行為だ★〕



「よかった。イオリンが株主の携帯会社で。」

「あの人東大生ですよね!?普通の東大生が株主しますか!?」

「うはは!そういえば~凛とますみちゃんがLOVEトークをしたお店も、獅子島はんの息の根がかかっとったなぁ~!」

「そうなの!?ますます怖いんですけど!?普通の東大生じゃなかったんですか!?」

「いいから、電話をかけてちょうだい!」

「でも!!」

「かーけーるーのっ!乙女の命がかかってるのよぉ~!?」

「うっ!?わ、わかりました・・・・!」





命と言われては、優先順位は決まる。

本当に獅子島さんは謎が多いと思いながら、ヤマトの携帯に登録されている番号を自分の携帯に打ち込んだ。



〔★どちらかといえばホラーだ★〕