「もしもし。あなたですか?五十嵐ヤマトの元カノの新しい彼氏で、復縁を迫るヤマトを追い払うため、一之瀬ますみちゃんの命を危ないと言って、ヤマトにタイミング悪く、電話を切られてしまった方は?」
〈なんで俺の電話がそうなってんだよっ!?〉
「うん、間違いないみたいだね、ヤマト?」
「せやから、そうやゆーてるやん!?ますみちゃんの命が危ないゆーた時には、もう切るボタンを押しとったんや!」
〔★確認はとれた★〕
ヤマトからの確認がとれたところで話しを続けた。
「面倒なので割愛しますが、あなたが電話をかけた方でいいですね?」
〈そんな理由で割愛するのかよ!?つーか、全然つながらねぇと思ったら、今頃かけてきやがって!?なめてんのか!?〉
「すみません、やっぱりかけてくれましたか・・・」
〈やっぱりだぁ~!?テメー、いたずらだと思って、シカトしたんだろう!?〉
「いえ、携帯電話の充電と、充電器がなくなって通じなかっただけです。」
〈なにそれ!?どんな言いわけ!?〉
「すみません、驚くのも無理はないと思います。僕も、さっき聞いたところなんですよ。」
〈はあ!?1時間半前にかけて、今頃伝わってんの!?なめてんの!?〉
「すみません。100%、かけた相手が悪かっただけです。怒らないでください。」
〈そうだな!それなら、仕方ない・・・・?ないわけないだろう!?テメーそりゃあ、遠まわしに俺が悪いってことになってんじゃんか!?〉
「ヤマトを選んでかけるからこうなるんです。そもそも、脅迫電話をかける時点で、かけてる方が悪いでしょう?」
〈お前!?凛道蓮だな!?どうやって、この番号を知ったんだ!?〉
「ヤマトの電話にかけたでしょう?」
〈けど、充電がなくなったからつながらなかったって言っただろう!?まさか・・・俺の番号を、調べるのに1時間半かかったということか!?〉
「違います。ヤマトは君の番号は覚えてたので、公衆電話からかけなおしてるだけです。」
〈え!?だから非通知なの!?〉
〔★犯人も事情を理解した★〕


