「はいはーい!答えは、『ごじゅうあらし』でーす!」
「って、君も!答えを聞いた後から答えを言ってもだめでしょう!?」
「うははは~!よーいえましたー!正解やから、おろしたるわ!」
「君もだ!降ろすのか、ヤマトー!?」
「うははは~!」
〔★あっけなく終わった★〕
「よかったぁ~!景品ゲット~」
「よくない!僕の腕を持ちながら言わないで下さい!」
地上に降ろされてからも、ツッコミが絶えない。
まるで、人を戦利品のように扱う女の子に私は言った。
「ますみちゃんだっけ?お礼の気持ちは伝わったので、お引き取り下さい。」
「え!?帰れってゆーの?」
「言ってます。」
うるんだ目で言う相手に、正直に伝える。
「僕は龍星軍の総長。あまり、関わらない方がいいですよ?」
「うはははは!せやでー!なんや、アジア系のヒットマンに狙われとるって、百鬼はんが言うとったでー!」
「それは聞いてない!?」
「聞いてないの!?」
〔★ヤマト以外が驚いた★〕
「ヒットマンて、蓮君・・・!?」
「う、いや、その・・・・詳しいことはわからないけど、こんな感じで狙われてるんです。だから、用が済んだら帰ってください。交番に近い帰り道を教えますから。」
「ええ!?そういう親切、初めてなんですけど!?そんな・・・じゃあ、あたし蓮君にお礼できないの・・・?」
「え?お礼の言葉を言ってくれたじゃないですか?」
「そうじゃないよ!」
大声で叫んだかと思うと、いきなり正面から抱き付いてきた。
「うわぁあああああ!?」
(胸があるのがバレる!?かも!!)
ドン!
「きゃん!」
「お、危ないでー!?」
思わず、突き飛ばしてしまった。
さいわい、ヤマトがキャッチしたので怪我はなかった。
女子高生に、怪我はなかったけど。
「れ、蓮君・・・・?どうして・・・!?」
「え?」
「ぐすんっ・・・・ますみが、そんなに嫌いなのぉ~?」
「ええ!?」
身体は傷つかなかったが、心を傷つけたらしい。
〔★女子高生は泣き出した★〕


