私の説明に、ヤマトが興奮気味に叫ぶ。
「うはぁあああ!てことは、可愛ええ子がぎょうさんおるんかい!?」
「そういうことです。現にこの子は、可愛いからね・・・」
「きゃ!可愛いだなんて~」
私の言葉に、なぜか体を近づけてくる女子高生ますみちゃん。
「ますみねぇ~いろんな人に聞いて、ますみを助けてくれたのが、あの最強暴走族『龍星軍』総長の『凛道蓮』さんだって聞いてここに来たの!」
「え!?僕の居場所って、そんなに簡単に特定されてる!?」
「そら、凛がおるんはここぐらいやで~!?」
〔★あまり隠せていなかった★〕
「てことは、凛にお礼でもするために来たんか!?まゆみちゃん!?」
「ますみです~あなたは、彼のお友達?」
「せやねん!わし、こういうもんですぅー!」
そう言って名刺を差し出す。
ゲームセンターで作ったという名刺をだ。
「なにこれ・・・『いがらしやまと』?」
「ぶっぶーっ!苗字が違うわ!不正解やから、凛は没収やで~」
「え!?」
「ええ!?ヤマト!?」
そう言うと、バイクを止めたまま、私をつまみ上げるヤマト。
〔★凛はつままれた★〕
「ちょ、何の真似だヤマト!?降ろしなさい!」
「せやけど、彼女間違えたヤン?」
「ええ!?ますみのせい!?」
「違うから!そんなことないよ!ヤマトも、巻き込むんじゃない!」
「せやけど、正解せん限り、凛はこのままやで!?それがこのゲームのルールや!」
「なんの罰ゲームだ!?」
〔★いつの間にかスタートしている★〕
「え~問題難しすぎる!ヒントちょうだい!」
「って、君も参加しないで!」
「あかん!ヒントはなしや~不公平になるからな?」
「何の不公平だ!?」
「じゃあ~キャンディーあげるから、教えて!」
「あ、カルピスソーダ味やん!?わし、本名は『ごじゅうあらしヤマト』ゆーねん!あゆみが丘学園の1年生やで!」
「って、答えを言っちゃってるよ!?」
〔★アメひとつで暴露した★〕


