彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)



私の説明に、ヤマトが興奮気味に叫ぶ。


「うはぁあああ!てことは、可愛ええ子がぎょうさんおるんかい!?」

「そういうことです。現にこの子は、可愛いからね・・・」

「きゃ!可愛いだなんて~」


私の言葉に、なぜか体を近づけてくる女子高生ますみちゃん。



「ますみねぇ~いろんな人に聞いて、ますみを助けてくれたのが、あの最強暴走族『龍星軍』総長の『凛道蓮』さんだって聞いてここに来たの!」

「え!?僕の居場所って、そんなに簡単に特定されてる!?」

「そら、凛がおるんはここぐらいやで~!?」



〔★あまり隠せていなかった★〕




「てことは、凛にお礼でもするために来たんか!?まゆみちゃん!?」

「ますみです~あなたは、彼のお友達?」

「せやねん!わし、こういうもんですぅー!」


そう言って名刺を差し出す。

ゲームセンターで作ったという名刺をだ。



「なにこれ・・・『いがらしやまと』?」

「ぶっぶーっ!苗字が違うわ!不正解やから、凛は没収やで~」

「え!?」

「ええ!?ヤマト!?」



そう言うと、バイクを止めたまま、私をつまみ上げるヤマト。



〔★凛はつままれた★〕



「ちょ、何の真似だヤマト!?降ろしなさい!」

「せやけど、彼女間違えたヤン?」

「ええ!?ますみのせい!?」

「違うから!そんなことないよ!ヤマトも、巻き込むんじゃない!」

「せやけど、正解せん限り、凛はこのままやで!?それがこのゲームのルールや!」

「なんの罰ゲームだ!?」



〔★いつの間にかスタートしている★〕




「え~問題難しすぎる!ヒントちょうだい!」

「って、君も参加しないで!」

「あかん!ヒントはなしや~不公平になるからな?」

「何の不公平だ!?」

「じゃあ~キャンディーあげるから、教えて!」

「あ、カルピスソーダ味やん!?わし、本名は『ごじゅうあらしヤマト』ゆーねん!あゆみが丘学園の1年生やで!」

「って、答えを言っちゃってるよ!?」



〔★アメひとつで暴露した★〕