彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)



(勉強に身が入らないぐらい、私に対して怒ってるってことかしらね・・・)




そうなっているなら仕方ない。



「諦めてくれるまで、待つしかないよねー・・・・・」

「せやな~五分刈り君は、『わしに話しつけに来る』とか言っとったが、なんとかなるやろうー!」

「え!?可児君に学校教えたの!?」

「え~?教えてへんって。そういやわし、なんで龍星軍のみんなに言うてへんのんやろ~??なんでっ?」

「僕に聞かれても!・・・たぶん、タイミングがなかった・・・とか?」

「うははははは!それもそっかぁ~!!解決解決!」

「してません!可児君のことだから、調べて押しかけてくる可能性もあるんですよ?念のため・・・・裏門から帰った方が良いですよ。」

「うはははは!せやな!こういう時は、適当な塀を乗り越えて帰ればええか♪」

「くれぐれも、不審者に間違われないようにしてくださいね?」

「おおきに!あ、不審者と言えば~後藤先生がな、最近凛をストーキングしてるで?」

「え?後藤先生って・・・・?」

「ほれ!凛がいじめられてるんやないかと疑ってたお人や!」



それで心臓が嫌な音を立てる。




「何であの先生が僕を?」

「さぁーのー!凛がまた、男の先輩にエッチなことされへんか見守っとったら、なんやコソコソ遠くから近くから盗み見てるで?」

「ヤマトにも後藤先生にもびっくりなんですけど?」



私を見てるって・・・




「うはははは!お礼はええねん!ただ、ハニーとよりを戻す件でご協力をっ!!」

「そんなに諦めきれないんですか?」

「凛は瑞希はん諦めきれるか?」

「最後の最後まで、応援しますね、ヤマト!」



〔★凛は協力を約束した★〕



「おおきに、凛!さすが大親友や~!!

「はいはい。それにしても・・・後藤先生は、菅原凛を観察してどうするつもりだろう・・・」

「監視が正しいで?いい意味やろうけど~!」

「どういうこと?」

「そりゃあ、菅原凛がいじめられてる現場を現行犯で押さえるんちゃうかー?そんな感じやったで?」

「はあ!?消されたいのか、後藤先生!?」




まともに相手をして、私はいじめられているというのに。