彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




「あの、ますみちゃんは今・・・?」

「家にいるよ。来るかい?」

「え!?いや、急にアポなしで女性の家に行くのは~手ぶらですし。」

「あははは!噂通り、面白いね~ますみが気に入ってんなら、あたしはいいけどさ。」

「あのお姉さん!」

「『お姉さん』?」

「あ、はすみさん!」



聞き返す相手に、言い方を変えながら聞いた。



「僕、凛道蓮と申します!」

「知ってるよ。ますみから聞いてる。」

「お願いします!ますみちゃんに会わせてください。」

「会わせて下さいって・・・そういうつもりで言ったんだけど?」

「その上で、改めてお願いしているんです!」

「そんなにますみと会いたいの?」

「はい!どうしても、誤解を解きたいんです!話をさせて下さい!」

「携帯持ってないの?電池切れ?」

「あります!それがー・・・充電で来ていても、彼女が出てくれなくて。」

「ふーん。まぁいろいろ聞いてるけど・・・凛道君、今、1人?」

「え?ええ、1人ですけど・・・」

「なんで、ここにいるの?」

「それは、ますみちゃんに会いたくて、彼女の学校へ・・・」

「今日、日曜日だけど?」

「え?ああああ!?そういえば!?」

「きゃははははは!何やってんだよぉ~面白いなぁ~」



獅子島さんも教えてくれたらいいのに!

いや、違う!





(あの人のことだから、知っていて教えてくれなかったんだ!?)



〔★凛の予想は当たっている★〕



「いいよ、会わせてやるから来いよ!」

「え!?でも・・・」

「手土産も予約もいるか、ばーか!ほら、あっちに私の単車があるからおいで!」

「あ、じゃあ、誘導をお願いし~」

「なに言ってんだよ?あたしのケツに乗ればいいだろう?」

「え?」

「凛道君の単車は、そっちに置いときな。」

「いや、でも、女性の後ろに乗るのは~」

「馬鹿にすんなよ!あたしは走り屋だぜ?ますみに会いたくないのか!?」

「い、いえ!会いたいです!」

「だったら来いよ、4代目?」

「・・・・わかりました・・・」




手招きされ、言われた場所に単車を止めてついて行く。

行った先に、黒の大型バイクがあった。