「ホント・・・・凛ちゃんみたいな子ばっかりなら、あたしみたいに幸せな子が増えるんだけどね~どーしても、男の体なのに女の子だって主張する子は、たたかれちゃうのよね~」
「殴り返せばいいじゃないですか?」
「馬鹿者。差別という意味だ。」
「あ!?ごめんなさい!」
「きゃはははは!いーのよ!まぁ、あたしの場合は、祖父も父も、柔道だ、古武道だって、男らしくなるようなお稽古をさせてくれてね~祖父なんか、初の男の孫ってことで、ずいぶん期待したわ。」
「それで名前も勘兵衛なのだ。」
「だからその名で呼ぶなくそ眼鏡!!」
「落ち着いてください!家族、家族とおっしゃいますが、ようは家族を味方につければいいのですね!?外堀を埋めろということですか!?」
「ダメよ凛ちゃん!」
「え?違うんですか?」
「そうだぞ、凛道。お前はそういうことを言ってはいかんキャラだ。キャラは守れ。」
「勝手に型にハメないでください!」
〔★悪いイメージではない★〕
「とにかく!モニカちゃん、僕はなんとかしてますみちゃんに、ますみちゃんが男の子の体であっても、女の子だと思っていると、男の体を理由に断ったんじゃないと伝えたいのです!」
「それで?」
「その際、気をつけなければいけないことがあったら、教えて下さい!その~モニカちゃんが言われて嫌だったこととか・・・」
「あたしが?」
「はい!もちろん、今後の参考にして、モニカちゃんにもそういう発言や行為はしません!傷つけませんから!」
「ばかねぇ。」
「え?」
そんな言葉が耳元でした。
気づいた時には、モニカちゃんの額と私の額がくっついていた。
両手が、私の両頬を挟んで固定している。
「モニカちゃん?」
私を見る目が、すごく悲しそうだった。
泣きそうな目。
「ばかねぇ。」
もう一度言われる。
「僕・・・・また変なこと言いましたか?」
「違うの。ますみって子が、ばかねぇって話。」
そう言うと、私のほっぺをマッサージし始めるモニカちゃん。


