彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




「ホント・・・・凛ちゃんみたいな子ばっかりなら、あたしみたいに幸せな子が増えるんだけどね~どーしても、男の体なのに女の子だって主張する子は、たたかれちゃうのよね~」

「殴り返せばいいじゃないですか?」

「馬鹿者。差別という意味だ。」

「あ!?ごめんなさい!」

「きゃはははは!いーのよ!まぁ、あたしの場合は、祖父も父も、柔道だ、古武道だって、男らしくなるようなお稽古をさせてくれてね~祖父なんか、初の男の孫ってことで、ずいぶん期待したわ。」

「それで名前も勘兵衛なのだ。」

「だからその名で呼ぶなくそ眼鏡!!」

「落ち着いてください!家族、家族とおっしゃいますが、ようは家族を味方につければいいのですね!?外堀を埋めろということですか!?」

「ダメよ凛ちゃん!」

「え?違うんですか?」

「そうだぞ、凛道。お前はそういうことを言ってはいかんキャラだ。キャラは守れ。」

「勝手に型にハメないでください!」



〔★悪いイメージではない★〕



「とにかく!モニカちゃん、僕はなんとかしてますみちゃんに、ますみちゃんが男の子の体であっても、女の子だと思っていると、男の体を理由に断ったんじゃないと伝えたいのです!」

「それで?」

「その際、気をつけなければいけないことがあったら、教えて下さい!その~モニカちゃんが言われて嫌だったこととか・・・」

「あたしが?」

「はい!もちろん、今後の参考にして、モニカちゃんにもそういう発言や行為はしません!傷つけませんから!」


「ばかねぇ。」

「え?」




そんな言葉が耳元でした。

気づいた時には、モニカちゃんの額と私の額がくっついていた。

両手が、私の両頬を挟んで固定している。





「モニカちゃん?」




私を見る目が、すごく悲しそうだった。

泣きそうな目。





「ばかねぇ。」





もう一度言われる。





「僕・・・・また変なこと言いましたか?」

「違うの。ますみって子が、ばかねぇって話。」




そう言うと、私のほっぺをマッサージし始めるモニカちゃん。