「だってぇ~にゃはははは!!チョコたんが『彼女』って呼んでるのにさぁ~」
「・・・?なにか、おかしかったですか?」
「あーめんごめんご!おかしくないよぉ~いや、普通ならさ、『男の体を持ってる女の子』ってわかった子を『彼女』ってすんなり呼ばないじゃん?」
「え?そうなんですか?」
「そーなんですよぉ~?その呼び方に気づかないとは~・・・それだけ、男性不審になってんだねーその『女の子』は?」
「ちーちゃん・・・」
「およ!もうこんな時間じゃん!?そんじゃ、俺~仕事に戻っちゃうねー?チョコたん、またね~!」
「あ、うん・・・僕も・・・」
「てかさ~今夜、タカ&トモさんに飲み会に誘われて~集合時間守らなきゃダメなだけなんでしたぁ~」
「そうでしたか。楽しんできてくださいね。」
「てか、チョコちゃんもおいでよ!俺も、タカ&トモさんも大歓迎間違いなしだし!」
「いや、いいです。身長を伸ばす貴重な時間が減りますので。」
正しくは、瑞希お兄ちゃんと過ごす時間だけど。
「にゃはははは!じゃあー諦あきらめる的な!ウェイウェイウェイ!寝る子は育つ系ね!?またねぇ~チャコたぁーん!」
「うん!またね、ちーちゃん。」
最後までにぎやかで、マイペースだった男。
そんな彼と手をふって別れる。
「慣れてるか・・・・」
相談してみるものだわ。
そんな風な考えがあるって、わからなかった。
自分のいじめに置き換えてみて、少しだけわかることが出来た。
(そうだよね・・・毎回、同じ反応されたら、慣れちゃうもんね・・・)
いじめもだけど、私のこの見た目も。
私は、小さい見た目だから幼くみられる。
それを気にしないようにしてるのは、伸びる可能性があるから。
だから、多少は無視しても平気だけど・・・
「それとは違うもんね・・・」
(モニカちゃんに聞いてみよう。)
この問題は、私だけじゃ解決できない。
(モニカちゃんなら、同じ立場の彼女なら、なんらかの知恵を授けてくれるかもしれない。)
そう決意すると、モニカちゃんがいる瑞希お兄ちゃん達の家へと引き返した。


