彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)



「だってぇ~にゃはははは!!チョコたんが『彼女』って呼んでるのにさぁ~」

「・・・?なにか、おかしかったですか?」

「あーめんごめんご!おかしくないよぉ~いや、普通ならさ、『男の体を持ってる女の子』ってわかった子を『彼女』ってすんなり呼ばないじゃん?」

「え?そうなんですか?」

「そーなんですよぉ~?その呼び方に気づかないとは~・・・それだけ、男性不審になってんだねーその『女の子』は?」

「ちーちゃん・・・」

「およ!もうこんな時間じゃん!?そんじゃ、俺~仕事に戻っちゃうねー?チョコたん、またね~!」

「あ、うん・・・僕も・・・」

「てかさ~今夜、タカ&トモさんに飲み会に誘われて~集合時間守らなきゃダメなだけなんでしたぁ~」

「そうでしたか。楽しんできてくださいね。」

「てか、チョコちゃんもおいでよ!俺も、タカ&トモさんも大歓迎間違いなしだし!」

「いや、いいです。身長を伸ばす貴重な時間が減りますので。」




正しくは、瑞希お兄ちゃんと過ごす時間だけど。




「にゃはははは!じゃあー諦あきらめる的な!ウェイウェイウェイ!寝る子は育つ系ね!?またねぇ~チャコたぁーん!」

「うん!またね、ちーちゃん。」





最後までにぎやかで、マイペースだった男。

そんな彼と手をふって別れる。








「慣れてるか・・・・」






相談してみるものだわ。


そんな風な考えがあるって、わからなかった。

自分のいじめに置き換えてみて、少しだけわかることが出来た。






(そうだよね・・・毎回、同じ反応されたら、慣れちゃうもんね・・・)



いじめもだけど、私のこの見た目も。

私は、小さい見た目だから幼くみられる。

それを気にしないようにしてるのは、伸びる可能性があるから。

だから、多少は無視しても平気だけど・・・





「それとは違うもんね・・・」


(モニカちゃんに聞いてみよう。)





この問題は、私だけじゃ解決できない。





(モニカちゃんなら、同じ立場の彼女なら、なんらかの知恵を授けてくれるかもしれない。)






そう決意すると、モニカちゃんがいる瑞希お兄ちゃん達の家へと引き返した。