「なんでそんな風にしてるんですか、ヤマト!?ただでさえ、デリケートな話だったのに!?」
「せやからや!ひどいやん、凛!?ますみちゃんに、わしらの復縁の口利きしてくれてへーん!」
「あの状況で出来るかっ!!」
「うわーん、凛がますみちゃんを払いのけるからや!」
「誤解ですよ、ヤマト!」
「そうだぞ、五十嵐!いきなり、男だってわかったら、気が動転してだなぁ~」
「わかる、わかる!俺もバッチリ・・・見ちゃったからなぁ~」
「ショックだったなー・・・!ミニスカにドキドキした俺の心が・・・!」
「それも違いますよ、可児君!秀君!悠斗君!」
「良い子ぶなよ、凛道。」
「円城寺君!?」
「写真まで見せられちゃ、普通にビビるだろう?俺だって・・・お前の行動は、仕方なかったと思ってやってんだぜ?」
「だーかーら!上から目線でフォローしないでくださいよ!」
「そうよ、あんた達!凛ちゃんが手を払いのけたのには、理由があるんだから!」
「モニカちゃん!?」
「そうよね、みーちゃん!?」
「そうだな。」
怒るモニカちゃんに、真顔で瑞希お兄ちゃんがうなずく。
「凛。」
名前を呼びながら、私の額にポンと手のひらを乗せる。
「俺はわかってるからよ。」
「え!?本当で・・・・いや、なにをですか!?」
一瞬信用しかけて、疑い直す。
「まさかまた、誤解してたりしませんよね!?」
「この流れでそんなこと言うかよ。マスクを触ろうとしたから、だろう?」
「え!?」
「「「「マスク!?」」」」
わかってくれてる!?
驚く合コン参加者達をよそに、瑞希お兄ちゃんは優しい目で言う。
「お前が、ますみちゃんのすがってきた手を振り払ったのは、顔に手を伸ばされたからだろう?」
「わかってくださるんですか!?」
「この目で見てたからわかるんだ。本当に凛が、ますみちゃんを気持ち悪いって意味で払いのけるなら、胸にしがみついた時点で払ってるだろう?」
「瑞希お兄ちゃん・・・そこまでわかって・・・!?」
「誤解解こうぜ。俺も手を貸してやるから。」
「瑞希お兄ちゃん・・・!!」
ホント男前!
(また惚れちゃったじゃないですか!?)
〔★瑞希限定で惚れっぽい★〕


