「あれは一体・・・・??」
「や・・・うそ!!?」
「ますみちゃん?」
それをみて、ますみちゃんの顔色が変わる。
「セイヤ、やめて!お金ならいくらでも払うから!まだ蓮君には言ってないの!」
「ますみちゃん!?」
「だったら、なおさらお知らせがいるだろう!!4代目~総長襲名祝いと蛇塚を可愛がってくれたお礼だぁ!!」
「はあ!?」
「俺ぶっ飛ばしてみろ!こいつをばらまいてやらぁ~~~~!!」
狂ったように笑うと、私達を見ながら手にしていたハガキの束をぶちまけた。
それで反射的には叫んだ。
「ぶっ飛ばす前に、さっさとばらまいた!?」
ツッコミの意味を込めて。
「っ!?やめてぇぇぇ!!」
これにますみちゃんも叫ぶ。
「やめて、やめて、いやあああああああああああああ!!」
「ますみちゃん!」
真っ青な顔で、天から舞い降りてくるハガキを必死につかむ。
「ま、ますみちゃん、落ち着いて!どうし・・・ぶっ!?」
顔に何かが張り付く。
表面がツルツルしてる。
「なっ・・・!?写真??」
「ダメ!!見ないでぇ!!」
「え?これ・・・・」
写っていたのは、ますみちゃん。
「はだ、か・・・?」
全裸で写っていた。
それに私は、驚くよりも固まる。
「いやあああああああああああああ!!」
ますみちゃんの悲鳴と、可愛くネイルされた手が私から写真を奪う。
「いやぁあ!!見ないで!見ないで!蓮君!!」
泣きながら、地面に落ちている写真をかき集める。
それは、騒ぎを聞いた通行人の目にもとまる。
「おい、なんだこれ!?」
「やだ!うそ~!?」
「これ、あの子じゃない?」
「マジか!?あの子の全裸写真!?」
「だとしたらこれ~!?」
ヒラリ・・・
(嘘でしょう・・・・)
風で飛んで来た写真が肩に張り付く。
ゆっくりと、その写真を手にして見た。
ベットの上で、裸で寝転んでいる姿。
キレイにお化粧された顔と、真っ平らな胸と、その下にギリギリ写っているのは――――――
(う、そ・・・!?)
その体を見て、愕然とする。
にぶい私でもわかる。
反射的に視線を、写真をばらまいた相手に目を向ける。
どういうことだ?と聞きたいが、声にならない。
相手は、片淵セイヤはそれをわかった上で叫んだ。


