彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)





「あれは一体・・・・??」

「や・・・うそ!!?」

「ますみちゃん?」





それをみて、ますみちゃんの顔色が変わる。






「セイヤ、やめて!お金ならいくらでも払うから!まだ蓮君には言ってないの!」

「ますみちゃん!?」

「だったら、なおさらお知らせがいるだろう!!4代目~総長襲名祝いと蛇塚を可愛がってくれたお礼だぁ!!」

「はあ!?」

「俺ぶっ飛ばしてみろ!こいつをばらまいてやらぁ~~~~!!」






狂ったように笑うと、私達を見ながら手にしていたハガキの束をぶちまけた。

それで反射的には叫んだ。






「ぶっ飛ばす前に、さっさとばらまいた!?」






ツッコミの意味を込めて。






「っ!?やめてぇぇぇ!!」






これにますみちゃんも叫ぶ。







「やめて、やめて、いやあああああああああああああ!!」

「ますみちゃん!」







真っ青な顔で、天から舞い降りてくるハガキを必死につかむ。






「ま、ますみちゃん、落ち着いて!どうし・・・ぶっ!?」






顔に何かが張り付く。

表面がツルツルしてる。







「なっ・・・!?写真??」

「ダメ!!見ないでぇ!!」

「え?これ・・・・」







写っていたのは、ますみちゃん。







「はだ、か・・・?」







全裸で写っていた。



それに私は、驚くよりも固まる。









「いやあああああああああああああ!!」








ますみちゃんの悲鳴と、可愛くネイルされた手が私から写真を奪う。








「いやぁあ!!見ないで!見ないで!蓮君!!」








泣きながら、地面に落ちている写真をかき集める。

それは、騒ぎを聞いた通行人の目にもとまる。






「おい、なんだこれ!?」

「やだ!うそ~!?」

「これ、あの子じゃない?」

「マジか!?あの子の全裸写真!?」

「だとしたらこれ~!?」






ヒラリ・・・




(嘘でしょう・・・・)







風で飛んで来た写真が肩に張り付く。

ゆっくりと、その写真を手にして見た。

ベットの上で、裸で寝転んでいる姿。


キレイにお化粧された顔と、真っ平らな胸と、その下にギリギリ写っているのは――――――







(う、そ・・・!?)







その体を見て、愕然とする。

にぶい私でもわかる。

反射的に視線を、写真をばらまいた相手に目を向ける。





どういうことだ?と聞きたいが、声にならない。







相手は、片淵セイヤはそれをわかった上で叫んだ。