(モニカ先輩、凛がからむと人が変わるんだよなー)
そこまで思い出し、小さく息を吐く。
「大丈夫か、高千穂?」
いや、モニカ先輩以上に人格が変わるのがー・・・・
「真田先輩。」
一番モラルがありそうな真田先輩が、無理をして休みを取って尾行に参加した。
凛のためにということで、一緒にいる大河はつまらなそうだ。
「大河、高千穂をよく見てやれよ?」
「は!?お、おす!もちろんです!」
(そうでもないか・・・)
真田先輩が声をかければ、凛への嫉妬を忘れてご機嫌になる大河。
覗きに参加したのは、あたしとモニカ先輩と真田先輩、そして大河、悠斗、秀、可児の合計7人。
凛達との距離はもちろんだが、あたしらも適度な距離を取りながら追っていた。
尾行しているのだが・・・・
「そう、デートの主役はますみだよ?新たなアイテムで可愛くなったますみを連れて歩く方が、俺にとっては最大のプレゼントなんだけど?」
「わかりました、ますみ姫。」
「僕のことは気にしないで下さい。レディーファーストだから、ますみちゃんが食べたい物を食べましょうね?」
(歯の浮くようなセリフを並べやがって・・・・!)
普段の凛も甘い言葉をはきやがるが、今日は特に糖度が高い。
それがムカつく。
〔★カンナはイラッとしている★〕
「凛さん、女に優しいな・・・」
「あれをフェミニストというのよ。まるで、れーちゃんみたいね。」
7人いたから、3グループに分けた。
顔の怖い可児に配慮して、女2人(?)の3人で組んだ。
秀と悠斗はいつものことで、大河は真田先輩と組めて浮かれてる。
言っちゃ悪いが、年上の彼女と初デートしてる男にしか見えない。
〔★本人達には禁句だ★〕


