「同じクラスの女子っすよ。小林涼子っつって・・・・なんだよ、小林?あたしに用か?」
「は、はい!お話が・・・」
「んだよ、いじめにでもあってんのか?うちのクラスの誰だ?」
「そうじゃないです!」
「違うのか?」
「私のことじゃないんです。」
「はあ?どーゆーことだよ?」
「高千穂ちゃん、彼女真剣よ。聞いてあげなさいよ?」
「いや、モニカ先輩がおっしゃらなくてもそうしますけど・・・・言ってみろよ?」
「はい!」
あたしの言葉に、真面目っ子がさらに真面目な顔で言った。
「実は、凛君から伝言を頼まれたんです!」
「はあ!?」
「凛ちゃんが!?」
「お前に伝言だぁ~?」
なんで、こんなダサ坊に!?
「お前、凛とは知り合いか?」
「は、はい!前に、凛君が円城寺君のお弁当を配達した時に、道案内をしまして・・・」
「ああ、殴り込みに来た時かよ。そーいや、ナビしてくれた女がいたって言ったが、オメーのことだったか。」
「高千穂さんは誤解してます!」
「誤解?」
突然変わる話に、なんだと相手を見る。
小林は、あたしをにらむようにして見ながら言った。
「凛君、ごじゅうあらしくんの恋を応援するために仕方なく合コンに参加したんです!」
「はあ!?小林・・・・ヤマトも知ってんのか?」
「名刺をもらいました。」
そう語る小林の手には、あたしも持ってるヤマトのフルネーム入り名刺があった。
「サラリーマンか、あいつは!?」
「わかってもらえましたか!?真実を!?」
「真実って・・・!?」
「凛君、高千穂さんに誤解されたこと、すごく後悔してました!仲直りしてもらえませんか!?」
「・・・・・・・・・あ?」
(仲直り、しろだ?)
なぜか、小林の言葉にカチンと来た。


