彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)





最近、モニカ先輩と仲良くなっていた。



「高千穂ちゃん、今日も迎えに来てあげたわよぉ~」

「モニカ先輩!」



かったるいテストを終え、校門から出れば、赤いオープンカーが止まってる。

マイクラC+Cとか言う車で、最大6人まで乗れる高級車だ。




「高千穂ちゃん、テストはどうだった?」

「あーぼちぼちっすよ!赤点にならなきゃいいっすから。」

「じゃあ、明日の分のお勉強頑張ったら、中華の美味しいお店に行きましょう♪ご馳走してあげる!」

「マジっすか!?最近すみません!」

「いーのよぉ~・・・女の子同士、痛み分けしないとね?」



(痛み分けって・・・)




「あ、あたしは、なんともないっすから・・・」

「なに言ってんの!?可愛さ余って愛しさ100倍じゃない!凛ちゃんに対して!?」

「それを言うなら、憎さ100倍じゃないんすか?」

「無理よ!嫌いになれないものぉ~!凛ちゃーん・・・!」

「モニカ先輩・・・」



そうなんだよな。

モニカ先輩があたしをかまってくれるのは、妙な誤解が原因。




(これというのも凛が・・・!)




凛というのは、龍星軍4代目総長・凛道蓮のこと。

年齢不詳の小動物系の可愛い男子(たぶん、あたしより年下の中坊)のおかげで、最近楽しくやってた。

仲間として、凛のことは大事なんだが、世間はあたしと凛が付き合ってると勘違いしてる。

違うとは言っていたので、放置していたら・・・・





「凛ちゃんてば、モニカちゃんというものがいながら!高千穂ちゃんもいるのに、同窓会だって嘘ついて合コンに参加しちゃうんだものぉ~!」





初心だと思っていた凛が、合コンに参加していた。

それも、同じ龍星軍の男子だけ連れて、あたし1人だけに嘘をついて、女達といちゃついてた。





「あたしはね、高千穂ちゃん!凛ちゃんも言いにくかったのかもしれないけど、信じていた凛ちゃんに嘘をつかれたのが悲しいの!それというのも、凛ちゃんが悪い子になったのも、まさに桃女の悪影響よん!!」

「そうっすねー・・・」





おまけに相手が、桃山女学院だからよくない。

イイ女で有名だが、悪い女がいるのでも有名。

あたしのダチの彼氏があそこの女子に持って行かれたと聞くこともあれば、文通から始まって、10年近く純愛をしている男のダチもいる。

実態がつかめない女がそろってる学校。

とにかく、いろんな種類の女の宝庫。

そこの頂点を取った女が、凛に惚れちまって、押し切られて合コンをすることになったらしいが・・・・。