彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)







「ごめんねぇ、待ったぁ?」

「う・・・ううん。」






振り返って、返事に困った。





「今、来たところですから・・・・。」

(か、可愛い。)






純粋に、そう思うだけますみちゃんは可愛かった。





「見ろよ、あの子!」

「ヤバすぎ!可愛い~」

「アイドルか!?」





周囲の男達も、そんな彼女を見るために、視線を向けていた。

しかし本人は、それに気づくことなく、私の方へと近寄ってくる。






「わぁ!バリオスで来てくれたんだね?」

「ええ、まぁ、そうだね・・・ところで、この辺に駐車場ってある?」

「え!?後ろに乗せてくれないのー?」

「いや、危ないからね。あと、スカートが短いから。」

「大丈夫、ほらぁ~チラリ♪」

「コラー!!」


「「「「おおお!!」」」」






私の叫びと、周囲から歓声があがる。




「なにやってんですか!?パンツ、丸見えでぇ~!」

「見せパンだからへーきよ!」


〔☆良い子のためのワンポイント解説☆〕
見せパン:見られたら困るパンツに代わり、見られてもいいようにはくためのパンツのこと☆彡寒さから守るのが毛糸のパンツなら、周囲の視線からパンティーを守るのが見せパンだよーん♪




「み、見せてもいいパンツでも、自分からめくっちゃいけません!」

「きゃははは!蓮君てば、可愛いんだから~」

「ますみちゃんは、恥じらいを持った方が良いですよ!?」

「だってぇ~せっかく、蓮君のバイクに乗せてもらおうと思って見せパンにしたのにぃ~ダメって言うからぁ!」

「ダメだよ、危ないです。僕、無免許だからね。」

「ええ!?それこそ、危ないじゃない!?ここまでよく、捕まらなかったね。」

「上手く逃げてるんですよ。」

「あはははは!ホント、蓮君て不思議~それじゃあ、街歩きデートにしよっか?」

「ありがとうございます。ではさっそく、駐車場を教えて下さい。」






こうして私は、瑞希お兄ちゃんともまだなのに、女の子同士でデートすることになった。