「ごめんねぇ、待ったぁ?」
「う・・・ううん。」
振り返って、返事に困った。
「今、来たところですから・・・・。」
(か、可愛い。)
純粋に、そう思うだけますみちゃんは可愛かった。
「見ろよ、あの子!」
「ヤバすぎ!可愛い~」
「アイドルか!?」
周囲の男達も、そんな彼女を見るために、視線を向けていた。
しかし本人は、それに気づくことなく、私の方へと近寄ってくる。
「わぁ!バリオスで来てくれたんだね?」
「ええ、まぁ、そうだね・・・ところで、この辺に駐車場ってある?」
「え!?後ろに乗せてくれないのー?」
「いや、危ないからね。あと、スカートが短いから。」
「大丈夫、ほらぁ~チラリ♪」
「コラー!!」
「「「「おおお!!」」」」
私の叫びと、周囲から歓声があがる。
「なにやってんですか!?パンツ、丸見えでぇ~!」
「見せパンだからへーきよ!」
〔☆良い子のためのワンポイント解説☆〕
見せパン:見られたら困るパンツに代わり、見られてもいいようにはくためのパンツのこと☆彡寒さから守るのが毛糸のパンツなら、周囲の視線からパンティーを守るのが見せパンだよーん♪
「み、見せてもいいパンツでも、自分からめくっちゃいけません!」
「きゃははは!蓮君てば、可愛いんだから~」
「ますみちゃんは、恥じらいを持った方が良いですよ!?」
「だってぇ~せっかく、蓮君のバイクに乗せてもらおうと思って見せパンにしたのにぃ~ダメって言うからぁ!」
「ダメだよ、危ないです。僕、無免許だからね。」
「ええ!?それこそ、危ないじゃない!?ここまでよく、捕まらなかったね。」
「上手く逃げてるんですよ。」
「あはははは!ホント、蓮君て不思議~それじゃあ、街歩きデートにしよっか?」
「ありがとうございます。ではさっそく、駐車場を教えて下さい。」
こうして私は、瑞希お兄ちゃんともまだなのに、女の子同士でデートすることになった。


