「帰れ。何度も言わせるなよ・・・!?」
「せやせや!このままやと、噂の凛様が大暴れやでー」
「わ、わかりました!」
「つーか、誰だよ!?あの関西人!?」
「やめろ、関わるな!引くぞ!」
「ちくしょう!このままでー」
「うはははは!『このままで済まさへんで~!覚えてろぉ~!!』やろう~!?」
「俺らのセリフとるな!!」
「いいから帰りなさいっ!!」
「「「「「「ひーすんませんでしたぁ~!!」」」」」」
私が怒鳴れば、すたこらさっさとと、セイヤを抱えて退散する蛇の目達。
バタバタと階段をかけ降りる音がこだまする。
それがやんだ時、我慢していたため息をつく。
「凛さん・・・」
私を気遣いながら呼ぶ可児君に、静かにうなずく。
「・・・・まさか、ヘビの残党がいるとは・・・」
「蛇ってちゅーか、ヒルやろう~!?」
「ヤマト。」
ん~!と背伸びしながらのん気な関西男子が言う。
「しっかし、寂しいのぉ~誰も、わしの名前呼ばんかかったわ!正解者ナシやでー?」
「そんな理由で悲しまないでください!」
「うははは!そないななぐさめ方があるかいなぁー?せめて、後ろの彼女にだけは優しゅうしたりー!」
「は?」
名前を呼ばれ、振り返れば、
「蓮君。」
泣きそうなますみちゃんが私を見つめていた。
そういうのを見ちゃったのもあって・・・・できるだけ優しめに声をかけた。
「もう大丈夫だよ、ますみちゃん。悪い奴らは帰ったから。」
「・・・・なさい・・・!」
「え?」
「ごめんなさい・・・セイヤのことで、巻き込んじゃって・・・!
「気にしないで。」
「ごめんなさい、ごめんなさい!迷惑かけて・・・なんて謝ればいいか・・・!」
「いいよ、気にしないで!」
「気にするよ!これじゃあ、私の気が済まない!」
「じゃあ、キスはナシね。」
「えっ!!?」
「それで、貸し借りなしだよ?」
「・・・・ズルい・・・・!」
「あははは!むくれない、むくれない。王様を変えて、合コンの続きをしましょうか?」
「ほぉ~なんの続きをするって?」
私の言葉に対する疑問の声が上がる。
「ずいぶん、男女比率に差がある同窓会じゃねぇか・・・・凛・・・・!?」
「え・・・・?」
私の名前を呼びながら、誰かが部屋に入ってきた。
「これ、同窓会なんだよなぁ?そうなんだよなぁ?凛?」
「カ、カンナさんっ!!?」
いたのは初めて出来た友達だった。
〔★カンナが現れた★〕


