彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




「なんや!?あれ、蛇塚っちゅー奴と同じとちゃうか~!?」

「やっとわかったか!?俺は菊千代とマブダチだ!紹介ついでに、鑑別帰りでなまった腕を~お前相手でならしてやるぜ、お子様!準備運動にもならねぇが、テメーごときのクソガキ、この俺の敵じゃ――――――――」



「――――――――テメーアレのツレかぁ!!!?」





ドスッ!!






事実が公表された直後。






「おぶ・・・・!?」

「凛さん!?」

「れ、蓮君!?」

「凛道!」




「オメーら、クソ千代の一味かぁ・・・!?ああん!!?」



「ごおぉ・・・・!!?」







ニブイ音に合わせて、片淵セイヤが床にうずくまっていた。






「げぇ!げへぇ・・・!」

「セ、セイヤさん、しっかり!?」

「なんだ今の蹴り!?」

「見えなかった・・・・!?」


「さすが凛さん!お見事な一撃です!」



「・・・・え?」






のびた足と、可児君のかっさいで我に返る。

同時に、私の腕から背後へと移動していたますみちゃんを見て気づく。







(私、攻撃しちゃった・・・・?)





攻撃に際し、ますみちゃんを安全な後方へと下げ、みぞおちめがけて蹴り飛ばしてたみたいね・・・・。



〔★凛は状況証拠で判断した★〕



私の蹴りで、吐いてる男を見て思う。






(無意識だから、手加減も忘れたか・・・・)






はーとため息をつくと、あげた足を下ろしてから言った。






「どこの馬鹿かと思えば、蛇の目の蛇塚のところのゴミかよ?」

「げぇええ!うう・・・お、お前一体・・・!?」

「俺は凛道蓮。文句あるなら表に出ろ。ますみに悪さできねぇように、可燃ごみにしてやっからよぉ。」




「「「り、凛道蓮!!?」」」





それで、セイヤという奴を介抱していた仲間が叫ぶ。