「なんやー?自分の知り合いかいな!?」
「いいえ。記憶に残っていただけだよ、ヤマト。」
「小僧ぉ~!なんだその言い方は!?」
「と、とにかく!会いたかったぜ!クソガキ!」
「あん時はよくもやってくれたな~」
「なんやー?えらい、うらまれとるなぁー?うはははは!」
「笑ってんじゃねぇぞ、グラサン野郎!そうか・・・そういうことだったか、っますみちゃんよ~!?」
ヤマトに文句を言うと、勝手に納得した茶髪が言った。
「ますみ!この優男がテメーの新しい生贄かよ!?」
(いけにえ?)
「ふざけないで!!」
ここでやっと、ますみちゃんが口を開く。
私に抱き付いたまま、顔だけで、キッと相手をニラみながら言った。
「彼を、あんたと同じにしないでよ!」
「なんだと!?」
「彼を馬鹿にするなって言ってるのよ!!これ以上ガキあつかいして、侮辱したら・・・・許さないんだから!」
「な、なんだと!?」
「消えてよ!彼はあたしと関係ないんだから!そもそも・・・あんたなんて、足元にも及ばないんだから!あんたと比べることさえ、無礼なんだからねセイヤ!?」
「こ、このクソが!おい、お前なんだ!?どこのどいつだ!」
「え?見ればわかるでしょう?」
白熱する男女に対して、いつも通りに答えた。
「見ての通り、仲間と共に可愛い女の子達と食事会を楽しむごく普通の一般人です。」
「「「「「「どこが!!?」」」」」」
声をそろえて聞いてくる敵に、仲が良い奴らだと思う。
〔★凛への総ツッコミが上がった★〕
(とはいえ、これってある意味ラッキーよね?)
ガラの悪い、ヤンキー達の乱入で、キスコールは止む。
それどころじゃない空気になる。
セイヤと呼ばれた男を見る。
(背は高いけど、そこまでマッチョじゃない。脂肪の割合が多いキン肉マンってところね。)
相手をゆっくりと品定めする。
観察する私が気に入らないのか、茶髪男が顔をゆがませながら言った。


