彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




「で?いったいどこで、こんな底辺のかたまりのストーカー野郎とお知り合いになったのかな、ますみちゃん?」

「誰が底辺のストーカーだ!?」





私の言葉に、近くの柱を叩きながら吠える男。





「ますみ、俺をコケにしたワビもいれずに、なにしてやがる!?誰だ、その男は!?」





茶色い頭をした男が、私を指さしながら怒鳴る。






「それって、僕のこと?」

「オメー以外いるかんだらが、ボケ!?」



(聞き取れない・・・)




〔★巻き舌がすごすぎる★〕



ビックリするぐらい驚いたけど、イラッともした。






「そういう君こそ、誰?」





(ただでさえ、ストレスがかかっている状況で・・・なんなのよ?)




「どの口が利いてんだ!?ガキの分際で生意・・・・!?」

「あ!?こいつは!?」






ふいに、巻き舌のひどい男の側にいたつなぎを着ている奴が叫んだ。






「そのガキですよ、セイヤさん!」

「あん!?」

「ますみをさらうのを邪魔したのは、そのガキです!!」

「なにぃっ!!」






そこで、男の目が見開く。






「てめぇが話で聞いたクソガキ!?」

「どんな話ですか?」

「とぼけるな!前に、ヒーロー気取りでますみを助けた馬鹿ガキじゃねぇか!?」

「前に・・・?」






【さらう】というキーワードで、なんとなく見当はついた。

追加で、【助けた】と言ったので、相手が何者か確信できた。







「もしかして、ますみちゃんをいじめてた人達?」

「けっ!俺の手下が世話になったな!?」

「・・・ああ、言われてみれば・・・・」







セイヤと呼ばれた茶髪以外、見た覚えがあった。







「思い出した。」






ますみちゃんとの出会いのきっかけを作った奴らだった。



〔★凛が撃破した奴らだった★〕