彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)





「な、なんで!?」





モテないようにしたはずなのに、女の子達は盛り上がってる。

それで思わず聞いてしまった。






「何がよかったの!?」





ますみちゃんに向かって聞いていた。





「あれのどこに、褒める要素がある!?」

「褒めるって言うか~」

「ますみっちじゃなくても、胸キュンだよねぇ~!」





そう言ったのは、おそろいの水玉のシュシュをしている2人組。

1人は背が高いスレンダーな美人で、もう一人は太めで個性的な顔の女の子だった。





「む、胸キュン!?」

「なんやてー!?凛が!?」

「そーだよ♪」

「ありありだよねぇ~♪」




ヤマトと2人で聞けば、スレンダー美人と個性的な顔の太め女子とが語る。





「聞いてた噂と違って、あざとさがなくて、好青年みたいなのところがよかったわぁ~きちんと挨拶してる姿がクールで、可愛いのにシブい感じもしちゃって~」

「だよねぇー!?自分で『ジャック・フロスト』とか、『危険じゃないよ』とか、めっちゃウケたんですけど~!話の内容も、めっちゃ面白いしー!ねぇ、ますみっち?」

「うんうん!真顔で小動物とか~やっぱり、ますみの思った通りだよぉ~愛しずぎる!」





美人とブスの言葉にご機嫌で答える美少女。





「ますみの言った通りでしょう?可愛い時は可愛いけど、カッコいい時はカッコいいって言ったでしょう~?」

「ホント、そうだった~疑ってごめんね、ますみ?」

「ミッチーもリリと同じ!マジごめんね~!」





そう言って謝るスレンダーなリリと太めのミッチー。




「ということで~私も凛道さんが好きになっちゃいそう~ねぇ、ミッチー?」

「てゆーか、ますみっちには悪いけど、あたし、凛道君を好きになっちゃったかも~」

「えっ!?何言ってるんですか!?」

「そーよ!なにそれ~!?」




水玉コンビの言葉に、私もますみちゃんも抗議する。

しかし、それに続くように、他の女子も笑いながら言う。