「な、なんで!?」
モテないようにしたはずなのに、女の子達は盛り上がってる。
それで思わず聞いてしまった。
「何がよかったの!?」
ますみちゃんに向かって聞いていた。
「あれのどこに、褒める要素がある!?」
「褒めるって言うか~」
「ますみっちじゃなくても、胸キュンだよねぇ~!」
そう言ったのは、おそろいの水玉のシュシュをしている2人組。
1人は背が高いスレンダーな美人で、もう一人は太めで個性的な顔の女の子だった。
「む、胸キュン!?」
「なんやてー!?凛が!?」
「そーだよ♪」
「ありありだよねぇ~♪」
ヤマトと2人で聞けば、スレンダー美人と個性的な顔の太め女子とが語る。
「聞いてた噂と違って、あざとさがなくて、好青年みたいなのところがよかったわぁ~きちんと挨拶してる姿がクールで、可愛いのにシブい感じもしちゃって~」
「だよねぇー!?自分で『ジャック・フロスト』とか、『危険じゃないよ』とか、めっちゃウケたんですけど~!話の内容も、めっちゃ面白いしー!ねぇ、ますみっち?」
「うんうん!真顔で小動物とか~やっぱり、ますみの思った通りだよぉ~愛しずぎる!」
美人とブスの言葉にご機嫌で答える美少女。
「ますみの言った通りでしょう?可愛い時は可愛いけど、カッコいい時はカッコいいって言ったでしょう~?」
「ホント、そうだった~疑ってごめんね、ますみ?」
「ミッチーもリリと同じ!マジごめんね~!」
そう言って謝るスレンダーなリリと太めのミッチー。
「ということで~私も凛道さんが好きになっちゃいそう~ねぇ、ミッチー?」
「てゆーか、ますみっちには悪いけど、あたし、凛道君を好きになっちゃったかも~」
「えっ!?何言ってるんですか!?」
「そーよ!なにそれ~!?」
水玉コンビの言葉に、私もますみちゃんも抗議する。
しかし、それに続くように、他の女子も笑いながら言う。


