瞬時にひらめき、計算する。
(よーし!!その方法で行こう!!)
そう決めると、ヤマト達とは違った作戦を立ててから立ち上がった。
「みなさん、はじめまして。」
いつもとは違う、低い声を出す。
「あらためまして、こんばんは。」
笑顔を封印して、無表情で答える。
「凛道蓮です。最近、龍星軍四代目総長になりました。ついたあだ名は、ジャックフロストです。」
苗字からすべて、ベラベラしゃべる。
「知らない人からよく、ケンカを売られたり、悪の塊のように言われますが、危険じゃないです。ご覧の通り、ちっちゃな小動物です。」
「ちょ、凛さん!?」
「小さいせいで、よく誘拐されますが、未遂で終わらせてます。攻撃されたらやり返すだけで、本来は平和主義者です。」
「凛道お前!?」
「基本硬派なので、女子と恋愛はしません。今日は友達の恋の応援目的出来ました。」
「ちょ、バラさんといてぇぇぇ!!!」
「僕は、食事会のつもりで過ごして帰ります。払った分だけ、飲み食いして帰ります。女の子のお持ち帰りもしません。割り切った付き合い、一期一会で来ましたので、よろしくお願いします。」
最後の言葉を告げる時、みけんにしわをよせながら言った。
席についた時、みんな黙っていた。
(やった!女子が引いてる!!)
モテるとは違うことをしてやった!
これで、みんな私に注目なんかしない!
「・・・・・・・・シブい・・・・・・!」
「は?」
だから、その言葉に耳を疑った。
「最初はニコニコしてたのに、真面目に自己紹介したところがいいよね~?」
「え?」
「うんうん!一生懸命、いっぱい話してくれたところが可愛いよねぇ~!」
「えっ!?」
「言い方が~顔と言葉があってなくて、ギャップ萌えなんですけど!?」
「えええ!?」
「凛さーん!!?」
「凛道!?」
「なにしてんねん、凛!?」
「それは僕のセリフだっ!!」
〔★凛は女心をつかんだ★〕


