彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




瞬時にひらめき、計算する。




(よーし!!その方法で行こう!!)




そう決めると、ヤマト達とは違った作戦を立ててから立ち上がった。



「みなさん、はじめまして。」



いつもとは違う、低い声を出す。



「あらためまして、こんばんは。」



笑顔を封印して、無表情で答える。



「凛道蓮です。最近、龍星軍四代目総長になりました。ついたあだ名は、ジャックフロストです。」



苗字からすべて、ベラベラしゃべる。



「知らない人からよく、ケンカを売られたり、悪の塊のように言われますが、危険じゃないです。ご覧の通り、ちっちゃな小動物です。」

「ちょ、凛さん!?」

「小さいせいで、よく誘拐されますが、未遂で終わらせてます。攻撃されたらやり返すだけで、本来は平和主義者です。」

「凛道お前!?」

「基本硬派なので、女子と恋愛はしません。今日は友達の恋の応援目的出来ました。」

「ちょ、バラさんといてぇぇぇ!!!」

「僕は、食事会のつもりで過ごして帰ります。払った分だけ、飲み食いして帰ります。女の子のお持ち帰りもしません。割り切った付き合い、一期一会で来ましたので、よろしくお願いします。」




最後の言葉を告げる時、みけんにしわをよせながら言った。

席についた時、みんな黙っていた。



(やった!女子が引いてる!!)



モテるとは違うことをしてやった!

これで、みんな私に注目なんかしない!



「・・・・・・・・シブい・・・・・・!」

「は?」



だから、その言葉に耳を疑った。



「最初はニコニコしてたのに、真面目に自己紹介したところがいいよね~?」

「え?」

「うんうん!一生懸命、いっぱい話してくれたところが可愛いよねぇ~!」

「えっ!?」

「言い方が~顔と言葉があってなくて、ギャップ萌えなんですけど!?」

「えええ!?」

「凛さーん!!?」

「凛道!?」

「なにしてんねん、凛!?」

「それは僕のセリフだっ!!」



〔★凛は女心をつかんだ★〕