彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




円城寺君の決め台詞は、私以外からも反感を買った。





「はあ!?なんだよそれ!?」

「大河!なにナチュラルに、凛君と一番仲良いアピールしてんだよ!?」

「ば、ばか!俺は、一番の関係者だと言ってるだけだ!俺なら、凛道との出会い編を語れるぞ!」

「だったら俺の方が、凛さんの懐の深さを解説できるだろうが!?聞いてて楽しいぞ!」

「うはははは!わしと凛との出会い方の方が興味あるよなぁ~桃山学院女子のみなさぁーん!?」


「え・・・・どーする、ますみぃ・・・?」

「これは迷うなぁ~♪」





引き気味で聞く女の子に、ますみちゃんは可愛い仕草で苦笑いする。




「うっ!?か、可愛い・・・」

「あんな激マブに言い寄られてるなんて、凛君・・・」

「うらやましっ!」

「けっ!」

「うはははははは!!」





それに、デレっとして、見惚れる仲間に情けなくなる。

その反面で、彼らのおかげで知りえた『情報』もあった。






(なるほど・・・自己主張が強すぎると、女の子は嫌がるのね・・・・)





自分も女子だけど、相手は私とは違うタイプの女子。

真面目な私から見れば、思いっきりギャル。

派手で、男をよく知ってて、可愛くて、美人で、まさに男子が好きそうなアイドル系の女子ばかり。

好みとかは違うはずだけど、根本的なことは同じみたい。



(とはいえ、合コンに来てる女子の心理なんて・・・・あ。)



そこまで考えて気づく。






(まてよ・・・ヤマト達は、『合コンで成功する行動を取っている』・・・それなら私は、彼らがしたとは、逆のことをすればいいんじゃない!?)






下の名前だけ名乗るなら、私はフルネームで名乗る。

気さくにしてるなら、私はツンツンした態度を取る。

笑顔でさわやかさをアピールするなら・・・・・・・真逆にすればいい。