彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)



これにヤマトが陽気に答えた。



「そりゃそうや!あん時のメンツ、全員+@が来てくれてんねん!」

「6人だけでいいじゃないですか!?」

「あかんあかん!それだと喧嘩になったらしいわ!」

「喧嘩??なんで?ヤマトが好きな子を入れた6人でいいじゃないですか?」

「せやから~あの場におらんかった他の仲良し女子が~『私も行きたーい!友達なのにハブるのぉ~!?私達の友情はウソだったのー!?』ってことで、友情に熱いますみちゃんは、他の子も呼んだっちゅーわけや!くぅ~泣ける話やろう!?」

「ホントだね・・・・!」



〔★ヤマトの泣けると、凛の泣けるは違う★〕




(何が友情よ!?合コンに呼ぶか呼ばないで、友情が疑われるなら、私はそんな友情はいらない!)




そうでなくても、身勝手な理由でいじめを受けている者として、そういう友情の使い方は間違っていると思った。



「薄っぺらいねー桃山女学院の友情は・・・」

「なに言うてんねん!?小ぶりもおるけど、ボインちゃんも多いやん!?」

「だれが体の話をしましたか!?大体、ヤマトはねー!」

「ちょっと、何話してるの蓮君―?」



こちらの会話が聞こえたのか、ミニスカートをゆらしながらますみちゃんがやってきた。



「ほら、ここに座ろう!蓮くーん!」

「だから、腕をつかまないでください。」

「え~♪ハグした方が嬉しい?」

「そうじゃなくて!」

「えへへへ!じらすのも悪いから、はじめようかー?立ってても始まらないしね~」



そう言うと、ご機嫌で私から離れるますみちゃん。





「はーい、みんな~!自由に座ってね~?ただし、男の子は、隣に必ず女子が来るようにすること!」

「せやで~!合コンの意味あらへんからなぁ~うははは!」



(本当にこいつらは・・・・・・・・・)






文句を言ったところで、どうにもならないのはわかってる。

2人の幹事の言葉にしぶしぶ従う。

目をつけていた席に座ろうとしたのだが。





「ちょっと蓮君!?なんでそんなすみに座るのぉー!?」

「え?安心できるだからです。」






狙っていたのは、はしの席。





(出入り口から近いし、隣は壁だもんね・・・)





〔★凛は逃げる気満々だ★〕