ますみちゃん達の案内で、連れてこられたのはカフェのような場所。
最初にレジで会計をする先払い方式だった。
「では、女性の方は3000円、男性の方は7500円頂きます。」
(高っ!?)
桃山学院女子よりも高い金額を請求される。
〔★2倍以上だ★〕
(ああ・・・私のお小遣いが・・・)
万が一を考え、かき集めてきたけど・・・!
(それでもこの値段、高校生的には―――――――――)
「高いな・・・」
ボソっと、円城寺君がつぶやく。
そう思ったのは、私だけではなかったけど。
「ばか、我慢しろ。」
「桃山女学院との合コンだからな・・・」
「私立の金持ちでもないの俺らからしたら、二度と来ないチャンスなんだぞ・・・!?」
「器の大きい男なら、金のことで文句言うな・・・!」
「ば、誰がだハゲ!俺はオメーらの心配してやっただけで、痛くもかゆくもねぇよ!」
「うははは~!せやせや!可愛い彼女ゲットを思えば~やっすいもんやでー」
(君らはね・・・・)
同じように、高いとは思ってるけど、不満は持っていない。
みんな男性料金に納得したみたいだけど、私は出来ない。
男子じゃないので余計にだ。
〔★自業自得だ★〕
(あーあ・・・こうなったら、お酒飲んで機嫌がいい時のお父さんを狙って、100点のテストを数枚見せよう。それで臨時収入を狙おう・・・)
今後の資金対策を練りながら、お財布をしまう。
下がり気味のテンションで、用意された席へと向かう。
その途中で、ヤマトが耳打ちしてきた。
「やばいのぉ~凛!うはははーわしが好きな子、今日も可愛いで!」
「だから、どの子かわからないって!こんなにたくさんいるし・・・」
そこまで言って気づく。
「そういえば・・・・女子の人数が多くないですか?」
こちらが6人なのに対して、16人もいる。
〔★2倍以上だ★〕


