彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




ますみちゃん達の案内で、連れてこられたのはカフェのような場所。

最初にレジで会計をする先払い方式だった。





「では、女性の方は3000円、男性の方は7500円頂きます。」



(高っ!?)





桃山学院女子よりも高い金額を請求される。



〔★2倍以上だ★〕




(ああ・・・私のお小遣いが・・・)


万が一を考え、かき集めてきたけど・・・!


(それでもこの値段、高校生的には―――――――――)



「高いな・・・」




ボソっと、円城寺君がつぶやく。

そう思ったのは、私だけではなかったけど。



「ばか、我慢しろ。」

「桃山女学院との合コンだからな・・・」

「私立の金持ちでもないの俺らからしたら、二度と来ないチャンスなんだぞ・・・!?」

「器の大きい男なら、金のことで文句言うな・・・!」

「ば、誰がだハゲ!俺はオメーらの心配してやっただけで、痛くもかゆくもねぇよ!」

「うははは~!せやせや!可愛い彼女ゲットを思えば~やっすいもんやでー」



(君らはね・・・・)



同じように、高いとは思ってるけど、不満は持っていない。

みんな男性料金に納得したみたいだけど、私は出来ない。

男子じゃないので余計にだ。



〔★自業自得だ★〕



(あーあ・・・こうなったら、お酒飲んで機嫌がいい時のお父さんを狙って、100点のテストを数枚見せよう。それで臨時収入を狙おう・・・)


今後の資金対策を練りながら、お財布をしまう。

下がり気味のテンションで、用意された席へと向かう。

その途中で、ヤマトが耳打ちしてきた。



「やばいのぉ~凛!うはははーわしが好きな子、今日も可愛いで!」

「だから、どの子かわからないって!こんなにたくさんいるし・・・」



そこまで言って気づく。





「そういえば・・・・女子の人数が多くないですか?」






こちらが6人なのに対して、16人もいる。



〔★2倍以上だ★〕