「ほらね~こんな感じで、蓮君の競争率が高いのよ~」
「僕に争うほどの価値はない!」
「いいから、いいから!今日の幹事は、ますみとヤマト君だから!」
「はあ!?ヤマトが幹事!?」
「うはははは!そーゆーこっちゃ!」
驚く私の肩に、関西男子の腕が回される。
「わしが、ますみちゃんと打ち合わせして、お店とか決めたんやで~女子と初めての共同作業や、共同作業!うははは!」
「君、好きな子が別にいるんでしょう!?」
「せやから、練習やねん!ほら、あの子や!わしが狙ってる子!」
「え!?どの子!?もう一回指さしてもらっていい!?」
「あかんてぇ~!凛が一目惚れしたら、大変やん!うはははは!教えへんで~!ヒ・ミ・チュー♪」
「しねぇーよ!!お前・・・僕がどういう人物か、よく知ってるでしょう・・・・!?」
女の子だから!!
真田瑞希さんという愛する人がいるから!!
「うはははは~!そーやった、そーやって!」
メンチを切りながら訴えれば、てへっと舌を出して誤魔化すヤマト。
〔★恋する男子は面倒だった★〕
「ねぇー!話すなら、お店で話そうよぉ~」
ニラみ合う(?)私達に、私の腕を引っ張りながら女性幹事が言う。
「ますみ、おなかもすいてきたよぉ~早くいこう~蓮君!」
「くっ・・・そ、そうですね・・・」
「ヤマト君も、みんなも早く行こう!今夜はよろしくねぇ~!?」
諦める私の腕にしがみつきながら、他の龍星軍メンバーにキュートなウィンクを向けるますみちゃん。
「はう!?凛さんの彼女候補とはいえ、惚れてしまう・・・!」
「え?そこは、いーんじゃねぇか?合コンは恋の合戦場なんだからよ~?」
「上手いこと言うな、秀~!?俺、どの子に声かけよぅー!?」
「ま、まぁ、ここは恨みっこなしで行くぞ?」
(こいつら・・・完全に合コンを楽しんでやがる・・・・!)
〔★凛の仲間への好感度が下がった★〕
「わぁ~みんな、優しそうでよかった~!行こう、蓮君!」
「・・・・・・・・そうですねー・・・・」
悪い予感しかしない中、ますみちゃんに引っ張られながらお店へと移動した。


