彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




30分後、約束の時間ピッタリに女性陣はやってきた。



「蓮君、おまたせ~!」



ますみちゃんを先頭に、華やかな女の子達が続く。



(さすが、噂の桃山学院女子・・・おしゃれだな。)



それに比べて、うちの男の子達ときたら・・・・



「うわ!みんな、可愛い~」

「私服姿もいいなぁ~」

「レベルたけぇ・・・・」

「あ、あの子達と合コンか・・・!」

「うはははは!そのために、わしらもオシャレさんしたんやないか~!?一番可愛いのは、わしイチ押しの子やけどなぁー!」



緊張した様子で、コソコソと話す龍星軍のみなさん。

そんな彼らに一言、言いたい。






(その服装、オシャレじゃないよ。)




仮装だよ。



〔★辛口コメントだ★〕



1人冷めきった気持ちでいたら、レースのついたミニスカ姿のますみちゃんが寄ってきた。



「蓮君~!」

「こんばんは、ますみちゃん。」

「うん、こんばんは~会いたかったよぉ~!」



ガバッ!!




「え!?ちょっと!」



あいさつを交わした瞬間、抱き付かれた。






(女とバレる!)





「やめてください!」







慌てて彼女を引き離す。

それにますみちゃんは、不満そうに口をとがらせる。




「あん!なーに?」

「なにじゃなくって!合コン前なんですけど!?」

「うふふ!そーだよねぇ~今日はよろしくね~?」



そう言いながら、私の腕へと自分の腕を回す女の子。



「だから!困りますって!そういうことをされると~」

「えー?早い者勝ちでしょう?ねぇ、みんな~」

「あーん、ますみずるーい!」

「あたしも、凛道君狙いなのに~」


「嫌な電波が聞こえてくるんですけど!?」



〔★嬉しくないモテ方だ★〕