「チョコたんは礼儀正しいな!よし!ちーお兄ちゃんが、お礼に女の子紹介するよ。合コンしよう。」
「いや、自分硬派なんでいいです。てか、年上ですか?」
「えー?硬派ってウケるなぁ~バリ年下的に可愛いのにぃ~♪」
「頭なでながら言わないでください。」
「ねぇ、あの子ら可愛くねぇ?声かけちゃう?俺、手配しちゃうよ?」
「ナンパもいいです。」
「あー!わかった!もしかして、大人のお店に行きたいとか!?」
「行きません!言ってもいませんって!」
「もぉ~それじゃあ、お礼できないじゃん!?ほしい物ないのー」
ほしいもの。
”凛。”
言われて思い浮かべて、ハッと我に返る。
(・・・・・何考えてるんだろう、私・・・・・・・)
一番ほしくてたまらないはずだけど。
「ほしいものー♪ほしいものー♪あるよね!?」
「ありますね。」
「ほらねぇ~ウェイウェイウェイ!」
「ありますが・・・」
「なになに!?お礼に用意するよ~♪」
「ダメです。」
「え??」
「僕がほしいものは・・・人に頼んで、えるものではないのです・・・・」
「え?ええ?え?どーゆーこと??」
「本当にほしいなら、自分の力で手に入れないと意味がないのです。」
私がほしいのは、好きな人からの愛情。
(それも恋愛感情なら、特にそうじゃない?)
他力ではなく、自力で動かなきゃ叶わないものだもん。
「お~~~~!?そういうこと!?詩人じゃん!?」
欲深い私の言葉に、グッと親指を立てて笑うチャラオ。
「チョコたん、良いこと言うなぁ~!俺もさ~現在、ポエム的な気分なんだよね~」
「いや、ポエムは言ってないんですけど?」
「なんかさーこっち来て、まともに話したの、チョコたんだけだからさ~」
「え?友達とかは・・・?」
「俺、今年から参加なんだよねー今まで、地元とか、家の手伝いとかで、不参加だったのが~いきなり初体験的な!」
「それは・・・心細いですね。」
「でっしょー!?良いこと言うじゃん!?」
「わっ!?」
そう言うなり、私へと抱き付くチャラオ。


