「ウェイウェイウェイ!ゆるキャラ系の変顔ゲットぉ~~~!!鬼ヤバじゃん!『OI』じゃん」
「へ?『OI』??」
「『俺的には、イケてる』の略!!こっちも一発OKとか、チョコたん撮られる側としては、神的じゃね~!?」
「そうなんですか・・・?」
「そーでしょーとも!これさ、スタンプにしたらよくねぇー!?てかさ、あとでプリクラも決めちゃう!?俺、美白よりも落書きに凝っててさぁ~!小悪魔タイプとかヤベーよな!?」
「・・・」
盛り上げがる相手を見て思う。
ヤマトとは違った意味で、うるさい、と。
(うるさいというか、にぎやかだよね・・・?)
〔★さわがしいのには、変わりない★〕
「マジでさぁ~チョコたん、ありがとね!」
「え?なにがです?」
ぼーぜんとする私に、突然お礼を言う男。
「え~?俺を詐欺から救ってくれたじゃん?これ、貸し1つでしょー!?」
「え!?そんなこと言わないでください。そういうつもりで助けたんじゃないです。」
「え!?お礼いるっしょー!?」
「いりませんよ。」
「ガチで!?それ優しすぎでしょう!?ボランティア的な親切ぅ―!」
「ほめ過ぎだよ。本当の僕は・・・偽善者ですから。」
「いいじゃん、ぎぜんしゃ!つーか、どんな車!?」
「乗り物じゃないですよ・・・?」
(この人もこの人で、周りにいないタイプだわ・・・)
〔★いる方が珍しい★〕
「てかさ!チョコたんがチョコが好きってのはマジ!?」
「は?」
「ほら!あだ名、『チョコ』って言ってんじゃーん!?」
「まぁ、チョコは好きですが・・・」
そういう理由で命名されたわけじゃないんだけどな・・・
(だからと言って、動き方って説明するのも、なんか恥ずかしいし・・・)
返事に困る私をよそに、チャラオのトークは進む。
「さっきも言ったけど~会長がべた褒めしてたんだよね~!あんなに可愛い小動物系の素直な良い子はいないって!役員のジーさんバーさんも、チョコちゃんみたいにしろってリピートがパネェ―し!」
「あ、そうなの?いや、比べさせるような真似してごめんね・・・」
「はははは!そこ謝る!?やべー!可愛いんすけど!」
そう言うなり、ゲラゲラ笑いながら私に顔を近づけてくるチャラオ。


