恨みを晴らしただけなのに、口説いていたと言いだす瑞希お兄ちゃん達。
「何が違うんだよ?烈司みてぇな真似しやがって・・・!硬派なら、ナンパもほどほどにしろよ?」
「だから、違います!あれは、からかっただけです!」
「ほぉー硬派のくせに、女を馬鹿にしたのか?」
「そうじゃないです!」
「どーだか。」
「お兄ちゃん!?」
私の訴えを鼻で笑うと、ソッポを向きながらしゃべる、
「俺も毎回、助けてやれるわけじゃないんだぞ?今回は、俺の『管理下』ってことで俺にも責任がある。けど、1人の時に今日みたいな真似したら、誰も助けてくれないんだからな?」
「違いますよ!そんな、あんな奴らを僕がー」
「言い訳はそこまでにしろ!どっちにせよ・・・ルノアってガキがオメーを誘ったのは、指輪を褒められてからだ。態度でまるわかりだったぞ?そこは自覚しろ。俺の言ってること、わかるよな?」
「・・・はい。」
「いくら接客でも、人に迷惑かけるようなことは言うなよ?」
「・・・すみません・・・」
怒られた。
仕返しの意味も込めて、言った結果がこれ。
(何で私ばっかり・・・・・・・)
厳しい顔と声で言われて、いつも以上に凹む。
(悪いことしてる奴、他にいっぱいいるじゃない。)
そして、理不尽だと感じる。
復讐といえども、悪いことをした罰なの?
だったら、どうして渕上達には罰が当たらないのよ、神様?
(いじめられた仕返しをして、どうして私がこんな目にあうの?)
渕上達にされていることと比べれば、すごく小規模なのに!?
やられたから、少しばかりやり返したのに・・・・!!
(それこそ、不公平じゃない・・・・!?)
なんで、被害者である私が嫌な思いをしなきゃダメなの!?


