彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




恨みを晴らしただけなのに、口説いていたと言いだす瑞希お兄ちゃん達。





「何が違うんだよ?烈司みてぇな真似しやがって・・・!硬派なら、ナンパもほどほどにしろよ?」

「だから、違います!あれは、からかっただけです!」

「ほぉー硬派のくせに、女を馬鹿にしたのか?」

「そうじゃないです!」

「どーだか。」

「お兄ちゃん!?」





私の訴えを鼻で笑うと、ソッポを向きながらしゃべる、





「俺も毎回、助けてやれるわけじゃないんだぞ?今回は、俺の『管理下』ってことで俺にも責任がある。けど、1人の時に今日みたいな真似したら、誰も助けてくれないんだからな?」

「違いますよ!そんな、あんな奴らを僕がー」

「言い訳はそこまでにしろ!どっちにせよ・・・ルノアってガキがオメーを誘ったのは、指輪を褒められてからだ。態度でまるわかりだったぞ?そこは自覚しろ。俺の言ってること、わかるよな?」

「・・・はい。」

「いくら接客でも、人に迷惑かけるようなことは言うなよ?」

「・・・すみません・・・」





怒られた。

仕返しの意味も込めて、言った結果がこれ。







(何で私ばっかり・・・・・・・)







厳しい顔と声で言われて、いつも以上に凹む。





(悪いことしてる奴、他にいっぱいいるじゃない。)





そして、理不尽だと感じる。





復讐といえども、悪いことをした罰なの?

だったら、どうして渕上達には罰が当たらないのよ、神様?



(いじめられた仕返しをして、どうして私がこんな目にあうの?)





渕上達にされていることと比べれば、すごく小規模なのに!?



やられたから、少しばかりやり返したのに・・・・!!







(それこそ、不公平じゃない・・・・!?)






なんで、被害者である私が嫌な思いをしなきゃダメなの!?