彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




雷は落ちなかった。





「凛道よ、誘拐されそうになる癖、いい加減に直せ。」

「治せるものでしたら、是非とも・・・!」

「だから、やめろ伊織!」





タカ&トモ+@が帰った後、反省会となった私達。

瑞希お兄ちゃんから、お礼のドリンクをもらった彼らは最後まで私を心配してくれた。





「チョコたん、チョー可哀想!俺はタダでカフェ・スラブをもらって、たなぼたラッキーだけど、チョコたん的にはアンラッキー!?鬼が島の鬼に捕まって、虐待受ける未来的なー?」

「誰が鬼だ、チャラオ?」

「ああ、すんません!よく言い聞かせますので!」

「お前も余計なこと言うな、ばか!」

「いってー!すぐ叩く系!?」

「ホント、飲み物までご馳走になってすみません!」

「気にしないでくれ。これでよければ、祭りの間中はうちに飲みに来いよ。金はとらねぇから。」

「ええ!?それどれでもタダっすか!?一日一杯のサービス!?」

「ははは!飽きないんだったら、3人で来いよ?」

「そんな!悪いですよ!」

「なに言ってんだよ。借り作っちまったら、礼しなきゃだろう?」

「そうですよ!タカさん!毎回、貰いに来ちゃいまーす!」

「オメーは遠慮しろ、ちー!」

「なんもしてねぇだろう、ちー!?」

「ウェイウェイウェイ!チョコたん、またなー!チョコ兄ちゃんも、メガ盛りのアイス&ホイップ、あざーっす!」

「おう。お前ら、執行委員の仕事頑張れよ?」

「もちろんです。それで、あの~」

「俺ら、もう行きますけど・・・・あんまりチョコさんを怒らないでやってください。」

「タカさん、トモさん。」

「客慣れしたら、ちゃんとできると思ってますんで、今回は大目に見てあげて下さい。」

「特に眼鏡のお兄様!よろしくお願いします!」

「ウェイウェイウェイ!一番性格歪んでるっしょー!?」

「おい。」

「ひいー!?この馬鹿!!マジですみません!!」

「し、失礼しまーす!!」

「チョコたーん!『冥福』を祈ってるかんねぇ~!」

「ありがとうございます&そこは『無事』を祈ってくださいよ!」



〔★2人の祈るは違っていた★〕