「俺からも礼を言わしてくれ。」
「お兄ちゃん。」
「『スカイハイ』のタカ&トモに助けられると、光栄だからよ。」
「え!?や、やめてくださいよ!」
「そうですよ!逆に、俺らごときにそんなお言葉~!」
「ウェイウェイウェイ!そーっすよ!!仕事だりーって言ってたら、もめてるの見えたんで助けただけっすよ!!大したことない系~!あはははは!」
「「お前が言うな!!」」
「いてぇー!?」
タカ&トモの間から顔をのぞかせて笑う若者に、息ピッタリの動きで拳を落とす二人。
「チョーいてーんですけどぉー!?」
「だ、大丈夫ですか?」
「甘やかさないでください、チョコ君。」
「そいつの親から、しごくように言われてるんですよ、チョコさん。」
「聞いた、『チョコたん』!俺いじめられる系―!」
(チョコたんって・・・・)
そう言うなり、私の背後にしがみつくチャラチャラした男。
「教育の名の元にぃ~ビシバシ体罰系なわけ~!鬼オコしても許される系で、マジで俺パネェんだよぉー!?」
「なにが体罰だ!言葉づかいからしてなってないだろう!?仕事はだるいと言ったが、サボってねぇぞ!?」
「真面目にやってらんねぇとはぼやいたが、真面目にしてるからな!?チョコ君に嘘教えるな!背後に回りこんで、くっつくのもやめろっての!」
「まぁまぁ、お二人とも。彼はお二人の善意ある行動を正直に話し過ぎただけです。悪気はないと思いますので、穏便に。僕も気にしてませんから。」
「だよねー!?チョコたんわかるよね!?やっぱ、会長の言う通りでしたー!みたいな!?」
「へ?会長さん、僕のことで、あなたに何か言ったんですか?」
「ちーちゃんでいいよ!俺もチョコたんって呼ぶ系な~!ウェイウェイウェイ!」
「だーかーらー!」
「チョコさんに馴れ馴れしく―――――!」
「あ、本当に僕はいいですよ。気にしません。」
(うるさい奴をあまり刺激してはいけないというのは、百鬼とヤマトで実証済みだし・・・)
それもあって、ツッコもうとする二人をなだめて止めた。
〔★凛は学習力を発揮した★〕


