彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)





いじめのボスが目の前に来たことでドキッとする。

怒りと悔しさで胸をこがすがー・・・・




「今夜は、『カフェ・スラブ』が一番出てますよぉ♪」



なんとか冷静を保ちながら接客する。



〔★凛は根性を見せた★〕



「『カフェ・スラブ』って、なに?」



(こいつ、説明させる気!?)



しゃべりたくないのに!!


いやいや、馬鹿正直に言った私も悪かったか・・・

嫌な気持ちを顔に出さないようにしながら、モニカちゃん指導の甘い口調で答えた。


「うん、『カフェ・スラブ』ってゆーのは~コーヒーにチョコレートシロップを入れて、ホイップ、アイスクリームの順に乗せて、削ったチョコレートをかけたドリンクのことなんですよー♪」

「イチゴアイスもありますってあるけど?」

「うん!普通はバニラアイスだけど、イチゴも美味しかったからお試しで選べるようにしてるんですぅ~」

「へぇー意外。イチゴ、甘すぎるイメージなんだけど?」

「なので、コーヒーにあう甘さのアイスになってます♪あくまで、主役はコーヒーですからねぇ~」

「じゃあ、正統派バニラとオリジナル性のイチゴだと、どっちが人気なわけ?」

「両方同じぐらい出てますよぉ~ただ、堅実な人はバニラ、冒険したい人はイチゴの傾向にあります!あなたはどちらがお好きですか、お姫様?」

「ふふふ~じゃあ~イチゴにしとこっかなぁ~普通には飽き飽きしてるし。」

「かしこまりました!カフェ・スラブのイチゴでよろしいですね?」


(あー、よかった!吐くかと思った・・・!!)


機嫌が悪くない時の顔で言う女相手に、なんとか対応できたとホッとする。




しかし、それは渕上ルノアに対してだけだった。