「お兄ちゃん!僕が出るまで待って!すぐに出るから~!!」
「はあ?一緒に入ってもいいだろう?男同士だし、問題あるか?」
「~~~!!?」
(ありすぎですよっ!!)
そう言おうと思ったんだけど・・・
「俺も今日、結構汗かいたからさ、今着てる服がくせぇんだよな~凛と伊織の服を洗濯するなら、俺のも一緒に洗濯すれば手間がはぶけるだろう?節約にもなる♪」
「っ!!?」
声にならない悲鳴。
指と指の間から見た瑞希お兄ちゃんは―――――――――――
「洗濯ついでに風呂に入れば、効率的だろうー?」
ボクサーパンツ1枚だった。
(ダ・・・・・ダメだよ、見たら!!)
両目を閉じて、口までお湯につかる。
「凛?どうした?」
ブクブクと沈めば、カラカラと扉が閉まる音がした。
「おい、肩までつかりずぎだぞ~?そんなに風呂好きかー?」
からかう声に合わせて、ペタペタとタイルを踏む音がする。
ギュッ!――――ドボボボ!
続いて、蛇口のコックが押され、おけに湯が溜まっていく音がした。
(入ってきた・・・・・!)
あまりの急展開に、湯船で固まる私。
ザバッ!ザバッ!
「あー気持ちイイ!これぐらいでいっか!」
そう言った声が、こちらへと向く。
「凛、ちょっとつめてくれ。」
「ブクッ!?えええ!?ブクブク・・・・そ、それは!?」
未だに目を開けられなくて、真っ暗中で返事に困る。
「おいおい、ちょっとつかりすぎだぞ。また気分悪くなってんのか?」
「ブクブク・・・!あ、い、いえ!」
「あぶねぇから、顔上げろ!」
「きゃ!?」
パシャン!
無理やり、顔を上げさせられる。
見上げた先にいたのは・・・・
(全裸の瑞希お兄ちゃん!?)
「おい、のぼせてないか?」
「あ・・・・・・・・・れ?」
違う。
全裸じゃなかった。
腰にタオルを巻いた瑞希お兄ちゃんがいた。
「よ、よかった!」
(いきなり見ちゃわなくて、よかった!)
ホッとしたけど、ちょっと・・・・残念だった?
〔★興味はあったようだ★〕


