彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




「お兄ちゃん!僕が出るまで待って!すぐに出るから~!!」

「はあ?一緒に入ってもいいだろう?男同士だし、問題あるか?」


「~~~!!?」


(ありすぎですよっ!!)




そう言おうと思ったんだけど・・・




「俺も今日、結構汗かいたからさ、今着てる服がくせぇんだよな~凛と伊織の服を洗濯するなら、俺のも一緒に洗濯すれば手間がはぶけるだろう?節約にもなる♪」

「っ!!?」




声にならない悲鳴。

指と指の間から見た瑞希お兄ちゃんは―――――――――――





「洗濯ついでに風呂に入れば、効率的だろうー?」




ボクサーパンツ1枚だった。





(ダ・・・・・ダメだよ、見たら!!)




両目を閉じて、口までお湯につかる。





「凛?どうした?」




ブクブクと沈めば、カラカラと扉が閉まる音がした。




「おい、肩までつかりずぎだぞ~?そんなに風呂好きかー?」



からかう声に合わせて、ペタペタとタイルを踏む音がする。






ギュッ!――――ドボボボ!




続いて、蛇口のコックが押され、おけに湯が溜まっていく音がした。




(入ってきた・・・・・!)




あまりの急展開に、湯船で固まる私。






ザバッ!ザバッ!



「あー気持ちイイ!これぐらいでいっか!」




そう言った声が、こちらへと向く。




「凛、ちょっとつめてくれ。」

「ブクッ!?えええ!?ブクブク・・・・そ、それは!?」




未だに目を開けられなくて、真っ暗中で返事に困る。





「おいおい、ちょっとつかりすぎだぞ。また気分悪くなってんのか?」

「ブクブク・・・!あ、い、いえ!」

「あぶねぇから、顔上げろ!」

「きゃ!?」




パシャン!




無理やり、顔を上げさせられる。

見上げた先にいたのは・・・・






(全裸の瑞希お兄ちゃん!?)






「おい、のぼせてないか?」

「あ・・・・・・・・・れ?」




違う。





全裸じゃなかった。


腰にタオルを巻いた瑞希お兄ちゃんがいた。






「よ、よかった!」



(いきなり見ちゃわなくて、よかった!)



ホッとしたけど、ちょっと・・・・残念だった?



〔★興味はあったようだ★〕