彼は高嶺のヤンキー様3(元ヤン)




「そういうわけで、初日はレンタカーで決定だ。集合時間が少し早くなるから、そのつもりでいてくれ。」

「かまいません。一刻も早くお会いしたいので、大歓迎ですよ。」

「あははは!そりゃ伊織も喜ぶぞ~凛が懐いてくれてよかったぜ!」


(いや・・・あなたのことなんですけど・・・)



のん気に言う瑞希お兄ちゃんにツッコみかけたけど、彼の笑顔を見ていたら誤解されたままでもいいかと思う。




「そんな感じで良いな?」

「はい!」

「よしよし、良い子だ。」


(うん、それでいいとしよう!)



ニコニコしながら言う瑞希お兄ちゃんに、私もニコニコする。

幸せになる。




「話はここまでで終わりだ!」

「はーい、終了です!」

「凛、湯加減いいか?気持ちいいか?」

「はーい、気持ち良いです!」

「そりゃよかった。じゃあ、俺も入るか。」

「はーい、どうぞお入・・・・・はい?」






・・・・・・・・・・今、なんて言った?


空耳?

幻聴?

気のせい?




(俺も入るかって、聞えた気がしたんだけど・・・・!?)




恐る恐る彼を見る。

しゃがんでいた瑞希お兄ちゃんは、立ち上がっていた。

その足で、出ていくよね?と思ったんだけど―――――――





バサッ!


「はああああああああああああ!?」



目の前で服を脱いだ。



〔★いきなりセクシーショットだ★〕



私が見ている前で、突然シャツを脱いだ瑞希お兄ちゃん。




「ああああああああ!?」

「はあ!?なんだ!?今度はどうした!?」

「どどどどど、どうしたって!?」



聞き返した時、彼は上半身裸だった。



「な、なんで!?お兄ちゃん!?半裸!?」

「あ?服着たまま、風呂には入らないだろう?」

「って、ベルトはずしながら言わないでー!!」



キャーと、手で顔を覆いながらお願いする。