「そういうわけで、初日はレンタカーで決定だ。集合時間が少し早くなるから、そのつもりでいてくれ。」
「かまいません。一刻も早くお会いしたいので、大歓迎ですよ。」
「あははは!そりゃ伊織も喜ぶぞ~凛が懐いてくれてよかったぜ!」
(いや・・・あなたのことなんですけど・・・)
のん気に言う瑞希お兄ちゃんにツッコみかけたけど、彼の笑顔を見ていたら誤解されたままでもいいかと思う。
「そんな感じで良いな?」
「はい!」
「よしよし、良い子だ。」
(うん、それでいいとしよう!)
ニコニコしながら言う瑞希お兄ちゃんに、私もニコニコする。
幸せになる。
「話はここまでで終わりだ!」
「はーい、終了です!」
「凛、湯加減いいか?気持ちいいか?」
「はーい、気持ち良いです!」
「そりゃよかった。じゃあ、俺も入るか。」
「はーい、どうぞお入・・・・・はい?」
・・・・・・・・・・今、なんて言った?
空耳?
幻聴?
気のせい?
(俺も入るかって、聞えた気がしたんだけど・・・・!?)
恐る恐る彼を見る。
しゃがんでいた瑞希お兄ちゃんは、立ち上がっていた。
その足で、出ていくよね?と思ったんだけど―――――――
バサッ!
「はああああああああああああ!?」
目の前で服を脱いだ。
〔★いきなりセクシーショットだ★〕
私が見ている前で、突然シャツを脱いだ瑞希お兄ちゃん。
「ああああああああ!?」
「はあ!?なんだ!?今度はどうした!?」
「どどどどど、どうしたって!?」
聞き返した時、彼は上半身裸だった。
「な、なんで!?お兄ちゃん!?半裸!?」
「あ?服着たまま、風呂には入らないだろう?」
「って、ベルトはずしながら言わないでー!!」
キャーと、手で顔を覆いながらお願いする。


