あなたがいる空と、今

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何度も〝もう一度会いたい〟と願った

「貴久!」と笑って
ドアを開ける彼女を見たかった

あの時気付けたら良かったんだ

自分の親が体調を崩し
いっぱいいっぱいになっていた美季に…

仕事を休み
毎日大変な生活を送っていたんだと
後で知った



その後すぐに彼女の親御さんは
亡くなったと知った

俺は彼女に負担を与えるしかできない
この先だって分からない

もう忘れよう

ひとときの青春だったのかもしれない

その後俺の病気は
みるみるうちに悪くなった

もうダメなんだと覚悟した


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