3人の声が飛んできてびっくりするあまり大げさに肩を揺らす。 匠は掴んだままでいたリボンを最後にびよーんと思い切り引っ張って、パッと離した。 「った…!」 べしっという音と地味な痛さを食らって、じわじわ涙が溜まる。 なんでそういうことすんの… 人で遊ぶな! ていうか、ひも伸びるからやめてくれ! 「〜っ匠!」 「鳴海柚奈は昨日から俺の彼女という名のオモチャになったから」