言わなければよかった! ケチャップついてるのに気づかず、店員さんに見られて恥ずかしい思いをしてしまえばよかったんだこの男なんか。 「さっきの話の続きだけどさ〜」 って、志麻くんが話を切り出す。 さっきの話? ああ、私に彼氏がいない……で途切れてたんだっけな? 「匠が彼氏になってさ、恋愛スキル上げると同時に魅力度も上げたらどう? イイことだらけじゃない?」 「ちょっと待って志麻くん。そんなめちゃくちゃなこと本気で言ってんの!?」 「もちろん!本気ーっ!」