知ってたら帰ってたよ!



ご飯はおいしく楽しく食べたいもん…




でも、仕方なし。



もう来てしまった以上は食べて帰ろ、お腹すいたし!





「外あっついね、ユズ生きてる? ぼーっとしてんね」



「暑いの苦手。学校から少し歩いただけなのに汗だく」





はい、お水どーぞと志麻くんが女子2人分のグラスをそれぞれの前に置いてくれた。



あ、嬉しい。



こんな気遣いをさり気なくやってしまうのね。



すごいな、私の知ってるクラスの男子たちとは違う。



自然とできるようになるものなのか?