「次またあんなことしたら……」 そこで言葉を途切れさせるなんて気になっちゃうでしょ。 「……どうなっちゃうのさ私」 「言わせたいのかよ」 「わー、やっぱいいです。チャイム鳴るので教室入んなきゃ!」 悪い顔して笑うから身の危険を感じて咄嗟に耳を塞いだ。 その口から出てくる言葉たちは恐ろしいものばかりだということを忘れたのか私は。 あーあ、救世主きたと思ったのに!